人気ブログランキング | 話題のタグを見る

屋久島ダイビング日記

yakuumi.exblog.jp
ブログトップ
2012年 11月 07日

ケラマに散る。コブシメの瞳。

『屋久島ダイビングライフ』 【HP】

【ポイント】   タンク下  【 天気 】  曇り  【 風向 】 北西1,5m
【 水温 】  23,1℃  【透明度 】  10~15m  【 潮 】 小潮

ケラマに散る。コブシメの瞳。_b0186442_2131769.jpg
ケラマハナダイ
苦い、、、。
「苦くてなんぼの苦くてなんぼのコーヒー豆~!」
って誰も知らないか。。。
いや~今日は苦い観察だったなぁ。
前回に続き、ケラマハナダイの生態観察!
生態観察という意味ではありなんだけど、産卵シーンをビシッと撮りたかったので残念。
前回16時50分~17時10分くらいの間で産卵したはずなんだけど、今日はその時間をはさんだ1時間の観察だったけど全然ダメ!産卵らしきものは3,4回見れただけだった。
潮が全く動いてなかったからなのか、天気が悪く水中が暗かったのですでに大半の産卵を終えていたのか、
はたまた毎日産卵ではなかったのか、またそれは時期的なものなのか、、、要因が多過ぎて分からなかったけど、とにかく生態観察ってのは簡単にはいかないのだ。分かっちゃいるけど再認識させられた気がする(笑)
現場到着時にはメスのお腹は膨れていなかった。これから急激に膨らんで一気に産卵か?と期待したけどそれは欲望であったのだろう。恐らくもう少し早い時間に良いタイミングが訪れて産卵を大半のものが産卵を済ませていたのだろう。たぶん。。。



ケラマに散る。コブシメの瞳。_b0186442_2134855.jpg
キンギョハナダイ
キンギョハナダイも少しの間ソワソワしていたけどそのまま暗くなって終了~。ちくしょ~!!


ケラマに散る。コブシメの瞳。_b0186442_2141786.jpg
コブシメ
しぶしぶ引き返す道中、辺りがすっかり暗くなりライトなしでは全然見えなくなってきた頃にコブシメに出会った。
さて上の写真、あるこだわりを持って撮影したんだけど分かるかなぁ!?
僕が撮影において最も大切にしているのは生き物の表情だ。
どんなに綺麗に光が周っていても、どんなに被写体まで近寄れていても、その表情が良いものでなければ満足することはない。


ケラマに散る。コブシメの瞳。_b0186442_2145192.jpg
コブシメ
1枚目はライトを当てずに撮影したもの。2枚目はライトを当てて撮影したもの。ライトなしではほど見えない状況だったので半分は感で撮影。
多くの魚もそうだけど、イカやタコはライトに対して取り分け敏感だ。ライトを当てると瞳の大きさの変化が著しいのだ。
眼が開いていれば良い写真。と言うわけではないけれど、そういったことにも気を配りながら撮影することは大事だと思う。




「シミランクルーズ2013」

参加者募集中!気軽にお問い合せ下さい!



『屋久島ダイビングライフ』 【HP】

by yakuumi | 2012-11-07 21:02 | 一湊タンク下


<< 南部遠征~キビナゴ雲~      種子島サンゴ調査 >>