2015年 10月 13日

ゾナロールが凄い ~シワヤハズの旬~

『屋久島ダイビングライフ』 【HP】

【ポイント】  春田浜 / 元浦  【 天気 】  晴れ  【 風波 】 北西2m
【 水温 】  26℃  【透明度 】  5~10m  【 潮 】 

b0186442_22131376.jpg
シワヤハズの森を散歩するオビテンスモドキ (先日に永田で撮影)

想定外の時化た連休を、なんとか、でも穏やかに無事終えることができた。
北西の風の影響がまだ残っていたので、午後着のゲストと元浦でチャプチャプ。
最大水深5mで色々と遊んだ(笑)透明度は悪かったけど意外と楽しめる!

さて、ゾナロールとはなんぞや?と。
以前も少し書いたけど、シワヤハズから抽出だか生成だかできる成分で、
潰瘍性大腸炎にてきめんに効く化合物のこと。
海藻好きなので、一見地味なシワヤハズも自分にとっては、
季節の移り変わりを感じられる重要な種だ。
夏の終わり頃になると目立ち始め、今の頃には景観を造りだすほど繁茂する。
季節になるとシワヤハズの写真をログにアップしたりするので、それを見た学者さんが
屋久島に来た。そして、ゾナロールが発見された!

以前にこんなことを書いたけど、今日はこの続き。
今度は医療薬として確立するための試作品を作りたい。
そのために大量のシワヤハズが必要とのこと。
結構多い量だけど、屋久島のシワヤハズの量からすればほんの一部だろう。
ではいいのだろうか?
試作が成功すれば、今度は本格的な製品として、
とんでもない量のシワヤハズが必要になってくるだろう。
シワヤハズを隠れ蓑にユラユラと泳ぎ回るブダイやベラの幼魚。
シワヤハズに寄り添い生活をしているコシオリエビや小さな甲殻類たち。
なんだか、責任を感じる。
医療のために貢献することも、屋久島の新たな産業の確立の為にも良い事の様な気もする。
でもそれは誰かが考えるべきことで、自分が考えるべきなのは海のこと。
自然に手を加えれば、想像も付かないような所に、その影響が出たりするものだ。
だから、これからの動きを慎重に見守りたいと思っている。
環境に配慮が足りないようなら断固として反対だし、生態系をしっかり把握した上で
謙虚にやってもらえるなら応援するしかない!
とは言え研究者の方々も、その辺は慎重で環境の事を考えつつ話を進めてくれているのが嬉しい。
時代ですかね。
しかし、企業が利益のために暴走する事も考えられるので、あえてメンドクサイことを綴った。
屋久島の海が健全さを保ちつつ、ゾナロールで盛り上がってくれることを願っています。

最近の屋久島はヘルフリッチやらホムラハゼやらで盛り上がっているけど、
そこにゾナロールも加わって良いのでは!?
いやむしろ、断然ゾナロールでしょ!
ゾナロール!
ソナロール。
なんかいい響きだ(笑)
[PR]

by yakuumi | 2015-10-13 23:08 | 元浦


<< 幻のクリオネ・ヒョウタンハダカ...      愛のロリータ(ブラックウォータ... >>