2015年 10月 26日

産みに産んだり37回! ~タコベラの街~

『屋久島ダイビングライフ』 【HP】

【ポイント】   タンク下  【 天気 】  曇り  【 風波 】 北東
【 水温 】  25-26℃  【透明度 】  20-30m  【 潮 】 

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産卵直前のペア

気が付くと、ログは滞り、山々は赤く色づき始めた。
晩秋の気配を色濃く感じる今日この頃。
水中ではタコベラが熱く燃え上がっている!!
昨日まで2日間、アザハタ中毒の患者の森川さんに無理やり(?)
見てもらっていたけど、熱が醒めず、今日も観察へ!

そして1時間の観察で、なんと37回も産卵した!
始めが少し抜けたので、恐らく40回以上だろう。
産卵の大半が、幼魚と呼べるサイズの小さなメスと行われた。
産卵直前まで、メスはシワヤハズに隠れているので姿すら見えない。
オスが全身を使ってアピールをしだすと、海藻の隙間から顔をのぞかせる。
海藻からメスが数センチ上昇すると産卵の準備が整った合図。
オスがス~ッと寄り添って、パッと産卵。
見慣れないと産卵かどうか分からないくらい、ささやかに。
一時間でタコベラの街を一体何周したことか。
狭い範囲だけど良く泳いだなぁ。
華々しさはないけど、海に潜る幸せを強く感じるのはこんな時だろうか。

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鰭を広げてメスを誘うタコベラのオス


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海藻の隙間から顔を覗かせるタコベラのメス


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産卵直前のペア②


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産卵直前のペア③


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産卵の瞬間
36回目で一番大きなメスと産卵した。
今の時期はこれでも大きい。


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産卵を終えたタコベラのオス
全てのメスと産卵を終えると海底の何かを少しだけパクパクした。
、、、なんだか眠くなってきた。


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産卵を終えて20分。
シワヤハズの布団に包まり眠る準備。
体色を変えて準備万端!
そして奥のほうへ入り、見えなくなった。
おやすみ~!

今の時期のタコベラの産卵は大体こんな感じ。
でもタコベラの面白さは一年を通してみないと分からない!
過去にもブログでネチネチと書いてるので探してください。
探すのが面倒な人は、写真集「豊饒の海」の『タコベラの一年』で詳しく書いてます!
読んでない人は是非~!
と、微妙に宣伝(笑)

ではでは~
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by yakuumi | 2015-10-26 09:11 | 一湊タンク下


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