【ポイント】 一湊タンク下 【 天気 】 曇り
【 水温 】 27~28℃ 【透明度 】 20m 【 潮 】 小潮①

シマオリハゼ
メインポイントの一湊タンク下は一昔前まではサラッサラの砂地だったらしいのだが近年泥化が進んでいるんじゃないかと言われている。そういわれて海を良く見渡してみるとタンク下の防波堤付近だけ砂質が他と違う。防波堤ができたのが40年くらい前?戦後と聞いている。泥化の原因があるならばほぼ間違いなくこの防波堤だろう。それから徐々に泥が堆積していると想像することができる。
泥化なんて聞くとえ~、、、。と思ってしまうのが普通だろうけどちょっと怪しいダイバー達にとっては泥こそダイビングの醍醐味の一つだ、くらいに思っているはずだ。そしてもちろん僕もその一人で人為的な影響で海が変わるのは嫌だけどタンク下の泥化を密かに喜んでいる節もある。。。少し前になるけどジュウイチトゲコブシガニの抜け殻まであったほどだ!甲殻類好きにはたまらない発見である。その他インドアカタチなんかも見られたし、ヤツシハゼ属の1種は良く見られる。写真のシマオリハゼもその一つだ。
屋久島は島がまん丸いから泥地はほぼないに等しい。あるとしたら漁港くらいだ。しかし漁港に潜るのはなかなか難しい。だからタンク下の微妙な砂泥は泥地に棲む生物達にとってのちょっとしたオアシスなのかもしれない。
あっ今日は元浦での体験ダイビングでした~。
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