マルソデカラッパの楽園

【ポイント】　　クレーン下　/　タンク下　　　 【　天気　】　　曇り　　　【　風　】　東の風
【　水温　】　　２９℃　 【透明度 】　　１５～２５ｍ　 【　潮　】　　大潮④



今日も海は時化気味。台風12号が着実に接近して来てはいるけどその影響ではなくここ最近の変なウネリと風の影響だ。それに加え昨日は夕方から夜にかけて激しい雨が降ったので川から茶色い雨水が海に流れ込み一湊湾内は一部で濁ってでいた、、、。
今日のゲストは一人で世界一周をした女性ダイバーのＫさん。潜水地はメキシコとエジプトオンリー。うわ～、ちょっとドキドキする。「屋久島の海ってこんなもんなの？」とか思われたらどうしよ～とか思いつつ潜ったけどなかなか楽しんでもらえた様で安心しました。一本目は体験や講習くらいでしか使っていないクレーン下に潜ったけどこれがなかなか楽しい。白い砂地がザーっと広がっているのでまず印象が良い。砂地にはリュウグウべラギンポやテンスの仲間、ボラの群れなどが良く見られる。転石地帯には以前から見られているムスジコショウダイの幼魚がヒラヒラしていてかわいい。そしてなんと言っても今日の主役はマルソデカラッパ！！砂地をガシガシ歩いているのを見つけてしまいました。以前からここに潜るたびにマルソデカラッパの抜け殻が無数に落ちているのが気になってしょうがなかったんだけど今まで生は見たことがなかった。今日はそれにようやく出会えてちょっと感動してしまった。それを伝えるべくお客さんに見せるとカラッパの独特な風貌と動きに心を鷲掴みにされたようでした。きっとクレーン下の夜は砂地でマルソデカラッパが集まってたりするんだろうな～。そうなると見に行かないわけにはいかないな、、、。

午後は潮の引いたタンク下へ行ったけどエントリー口は崖状態だしちょっとウネリも入ってて大変。。。透明度もここ最近で一番悪かった。それでもキビナゴの大群は圧巻で一部で水面を埋め尽くすくらい密になっていて僕もビックリして水面を見上げたまま固まってしまった。凄かったな～。

また潜りましょうね～！！

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