屋久島ダイビング日記

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2009年 12月 20日

アユ中毒

【12月19日・20日】
【ポイント】  川  / 川  【 天気 】  曇り   【 風 】 北西の風
【 水温 】  10.7 / 11.1℃?  【透明度 】  ? 【 潮 】 中潮②・③

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相変わらず海は時化ている。そのお陰でどっぷりアユ漬け!
それにしてもこの寒気の迫る中川の水は一層冷ややかで昨日はなんと10・7℃!!これはもう美味しい冷えたビールの温度だ。。。当然寒い。
そんななかで2時間も川に浸かっていると水圧がほとんどないとは言え可笑しなことになってくる。寒さで手が凍るようだ。軍手しかしていない手が固まってきてストロボの光量調整はおろかピント合わせもできなくなってしまう。これにはさすがに参ってオートフォーカスに切り替えてシャッターを切るだけにしようと考えたけど、どんなに頑張ってもオートフォーカスへの切り替えダイヤルが回せない、、、、。ダメだこりゃ。
しかし水中では次第にアユたちの産卵が激しくなってきて興奮してくると、指が多少なり動くようになってきた!これには本当にビックリ。興奮すると血が巡るんですね(笑)

これは昨日の話で、今日からはボロボロだけどウィンターグローブに切り替えたからなんとか大丈夫。

13日から観察を始めてはや8日目。アユ達は日によって産卵具合が多少違うが数は60~70匹くらいと変らずに見られている。アユは恐らく日本で最も調べられている魚の一つではあると思うけどアユの生息地南限にあたる屋久島ではその調査報告を聞いたことがない。(そんなに調べてないけど。これから調べてみます)屋久島のアユは絶対数があまりにも少ないので漁業対象になっておらず、当然規制もない。そして放流もされていないはず。そうなると屋久島のアユは遺伝的に純粋な天然アユと呼べるのではないだろうか。これは今の時代としては恐ろしく貴重な存在なんだと思う。今の時代一体どこに昔のままの形でアユが泳いでいる川があるだろうか。

そう思うとよりここで泳ぐアユたちへの愛おしさが込み上げてくるのだった。


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毎日観察しているとさすがにアユの何かが漠然と分かってくる。何かって、、、。学者でもない僕にとっては何かで十分なんです!
まずはオスとメスの見分けは一般的に尻ビレの形で分けられる。正三角形のような形で尖っていればメス。崩れかかった山の様な台形に近い形だとオス。もしくは婚姻色が激しく出ればオス。ぽっちゃりしていればメス。など色々と見分けはできるんだけど、もっともダイバーらしく言うならば動きだ!
それはずっと観察していればおのずと見えてくる。アユのオスとメスの割合は10対1くらいとなにかで見たけど確かにそうだった。60~70匹のうちメスはやはり6~7匹(かなり適当だけどそんなに外れてはいないはず)つまり圧倒的にオスが多い。そうなると人間社会と一緒で辺りには女の尻を追いかけるオスのアユでいっぱい。
産卵は周期的に10分間で数回~十数回くらいの頻度で行われ、ピーク時はそれが1時間くらい続く。産卵の直前には決まってオスを数匹引き連れたメスがオス達の群がりに突撃して集団で行われている。まあメスが突撃していると言うよりは産卵直前のメスにオスが一気に集まるからそんな感じに見える。

だからオスの一団を引き連れて自由に泳ぎ回っている先頭のアユこそがメスになる。そこで初めて体色や尻ビレを確認するとやっぱりメスかなと思える。

写真上の一番先頭がメス。

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観察日の始め頃には見られなかった怪我をしているアユが少しずつ増えてきている。もしかして偶然にして見れてしまった今回のアユの産卵は、既に終わりで間近で規模も小さいと思っていたけど一番いいタイミングで観察を始められたのかもしれない。まあそれは来年にならなければ分からないけど。この寒い中いつまで産卵が続くのだろうか。頑張れアユ!


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by yakuumi | 2009-12-20 23:59 |


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