『屋久島ダイビングライフ』 【HP】
【ポイント】 一湊タンク下 【 天気 】 曇り 【 風 】 北西の風
【 水温 】 19.5℃ 【透明度 】 10~20m 【 潮 】 若潮
モンハナシャコ
昨日の今日の割には海は随分と穏やかになり、なんとか潜ることができた!海の中は浅場は全然ダメ。ウネリと白濁りで楽しくな~い。やや沖にでちゃえば問題なし。
今日も中層を泳いで沖合いへ向かっていると、霞んだ水の先から大きな黒い集団が近づいてきた!!こわっ。
ビビって一瞬ひるんでしまったけど、良くみればブリだった。それはもう随分と立派なブリでいかにも美味しそう。それが100匹近い群で僕の周りをグルグルと回る回る。おお~すげぇ!まるで洗濯機の中心に投げ込まれたような気分になりながら、そのひと時を楽しんだ。でも写真は撮れない!でかすぎっ!!
20mくらいでは海底を散歩しているモンハナシャコに遭遇!!近づいていくと自分の巣穴の方に逃げていった。入り口の前で止まり「入ろうかな~。どうしよっかな~。」と悩ましい姿を見せていたがそれは当然僕の危険度を測っていたのだろう。
そこで、意識を解き放って、呼吸を止め、心も身体もまるっきりシャコになりきって、僕は友達怖くないよ的な雰囲気で近づいてみたけど、なぜだか逃げられた。。。まだまだ甲殻類の真理を掴みきれない。。。
モンハナシャコってどこからどう見てもかっこいいけど、歩脚がキャタピラーっぽいことも何気にいかす!
ゴンズイ
沖合いで単独で巣穴を掘るような動きをしていた。こういった行動は稀に見ることがあるんだけどその後をみたことがない。普段集団で群れて泳いでいるゴンズイも産卵期には巣穴を作りメスが産んだ卵をオスが守る。伊豆にいた頃に卵を守っている姿はみたことあるけど、産卵はない。みてみたな~。やっぱ夜潜りするか。
タテジマヘビギンポ
まだ3月だってのに屋久島の水中では盛り上がっている魚達の多いこと。。。基本的には産卵期や求愛期ってのがあるんだけど通年を通してウダウダと産卵している輩も少なくない。でもこのタテジマヘビギンポは初めて!!きっと今からがその時期だろう。エアーがなかったので産卵までは見れなかったけど、1m四方に5匹くらいいて盛んに求愛をしていた。タテジマヘビギンポは絵にもなるしこれは一度、腰を据えて観察せねば!!
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