『屋久島ダイビングライフ』 【HP】
【ポイント】 春田浜タイドプール 【 天気 】 曇り 【 風 】 北西の風
【 水温 】 15℃? 【透明度 】 良好 【 潮 】 中潮3

ロウソクギンポ nikon D700 nikkor 105mm f5 1/125 iso800
一湊の海は見ていないけど今日も間違いなく荒れているはず。
そこで久しぶりにタイドプールへ行ってみた!
到着するなり北の方角に半円を描く虹が見えたので、すぐさまべスポジを探してカメラ片手に猛ダッシュ!
虹は時間との勝負いい瞬間は大抵ほんの一瞬しかない!
しかし薄い虹はいつまで見ていても薄いままで写真に撮るとほぼ見えない、、、。
タイドプールはたしか10月以来かな。入ってまず思ったのは透明度が良い!
水温が下がると漁港や川、タイドプールなどのやや閉鎖的な場所は格段に透明度が良くなる。
通常のダイビングエリアの水はそうでもない、というかむしろ黒潮が外れてあまり良くない。。。
しかし肝心のギンポは夏の10分の1以下!100分の1と言っても過言ではないかも。
きっと穴の奥とかにいることはいるんだろうけど全然姿が見えない。
それでもじっくり探していると少しくらいは見つかった。
水はいいし、海草もキレイだったのでそれなりに楽しむことはできた!

センカエルウオ
水深30cm程度の浅いタイドプールへ移ってみると、、、、寒っ!!
今日の最高気温は9℃、最低気温は7℃。
これは屋久島では絶望的に寒い一日だ。
30cmのタイドプールとなると外気の変化に合わせてコロコロと水温が変わる。
ダイコンを忘れてしまったので水温が分からなかったけど15℃以下は確実だったと思う。
恐ろしいことに近くの川よりも冷たかった!
ここでもやはりギンポも魚もほとんどいない。スジエビの仲間はたくさんいたけど魚は僅かしかいない。
写真はタイドプールではやや珍しいセンカエルウオ。
真っ赤なアイシャドウと鼻の白ポチが特徴的。

センカエルウオの死骸
真新しい死骸が2つ転がっていた。
さすがにこの水温はカエルウオにも堪えるのだろう。
この浅い平穏なタイドプールだけど恐らく屋久島のどんな海よりも過酷な場所でもある。
真夏にはきっと40℃近い水温になるだろう。
真冬には10℃近い水温になるだろう。
この水温差で生きていけるなんて逞しすぎる!
でもちょっと気を抜くとポクッと逝ってしまうのだろう。
合掌
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