『屋久島ダイビングライフ』 【HP】
【ポイント】 香附子 / タンク下 【 天気 】 曇り 【 風 】 南東の風
【 水温 】 23,7℃ 【透明度 】 20m 【 潮 】 中潮
コッカレルラス
Pteragogus enneacanthus(オス)
今日も懲りずに香附子へ!
案内してもらったので産卵床へは付いたけどコブシメが見当たらない。。。
25分くらい待っていたけど諦めてエキジット。コブシメがいないとすることが無い。
で、夕方に生態狙いでタンク下に入りなおした。
透明度は昨日からまた落ちてしまったけど水温は暖かい!
浅瀬ではいきなりタコベラの産卵を目撃!!(18時10分)
待っても次が続かないので移動していると今度はコッカレルラスが怪しい動き!
まずは大きなオスが海底から1m近く上昇しヒレを全開にしてメスへアピール。(上の写真)
オスは直径30mほどの縄張りを巡回しながらメスに産卵を促す。
このオスの縄張りにはメスは10数個体見られた。その縄張りを何度も何度も巡回する。
基本的にメスは海藻の陰に隠れていて姿が見えない。
でもオスが近づいてくると写真上のようにひょっこりと顔をだす!!
その姿がちょっとかわいい(笑)
途中縄張りに別のオスが侵入してきてメスと産卵しようとするので縄張りオスが物凄い勢いで追い払いに行く。
目の前にいる僕よりも5m先の同種のオスの動きの方が気になるようだ。
そのうちに海藻の隙間にいるメスと寄り添い産卵上昇する。
数十cm~1mくらい斜め上に移動して産卵!!
写真は調度卵が出る瞬間。
放精放卵を終えると急いで海底に向かう。
左にいるメスの下に見えるモヤの様なものが卵。
今日は結局1時間近くコッカレルラスを追い続けた。
全部で産卵は6回見れた。多分これは少ない。
僕が間近で写真を撮るものだからメスが警戒してしまいスムーズな産卵にならないことも多く、
その間に外から来た間男がメスと産卵をしてしまっていたんだと思う。(想像だけど)
自然界の弱肉強食の関係を僕という人間が入ることでその力関係が少しずれてしまったかもしれない。。。
複雑な気分だけど、間男には僕が天使の様な存在に見えたのかな(笑)
そうだ、初めて見る光景にもであった!
イシガキカエルウオが顔を真っ黒にしてピョンピョンと跳ねていた!!
ロウソクギンポの求愛に似てる。
おお~これは楽しいかも!今度はそっちを追ってみようかな!?
『屋久島ダイビングライフ』 【HP】