『屋久島ダイビングライフ』 【HP】
【ポイント】 タンク下 【 天気 】 曇り時々晴れ 【 風向 】 北西
【 水温 】 26,6℃ 【透明度 】 20~30m 【 潮 】 中潮

求愛するオジサン
ふ~、、、最近すっかりオジサンになりました。
じゃなくて、、、すっかりオジサンにはまってしまいました!(笑)
一昨日は水深7~8mでのオジサン観察だったけど、今日は20~28mの深場でオジサン観察!
何でわざわざ深場で観察するかと言うと、オジサンの本場は深場なのだ!!
浅瀬でもたくさん見かけるけど小柄なものが多く求愛はそれど激しくなく産卵自体も1~2mくらいの上昇とあっさりしている。
深場では成体の数が多くの産卵上昇は浅場よりも断然高く10mほど上昇することもある!
求愛は激しく次々に行なわれて見ていて楽しい!
上の写真は婚姻色でヒゲをビヨンビヨンさせながらメスに求愛するオス。

大きいのが婚姻色を出したオスで小さいのがメス。
このオスのテリトリーは直径30mくらいでメスの数は10~20匹くらいだった。
少なくとも10匹で正確に数えると20匹より多いかもしれない。
しかし深場でガンガン泳ぐオジサンたちを瞬時に識別することは容易ではなく上手く数えられなかった。
そうオジサンも多くのハナダイの仲間と一緒で大きなハーレムを作るようだ。
なんて羨ましいオジサンだろう。。。
ヒゲをビヨンビヨン揺らしながら若いおなごを追いかけるオジサンの姿には何か考えさせられるものもあるが、、、

オジサンの産卵上昇
2匹のメスを引き連れて産卵!
産卵は全部で5回ほど見られ、時間は16:16~16:50の間だった。
明るさの違いか前回浅場でみた産卵よりも1時間以上も早いい産卵だった。

浅場に帰ってきてからはオジサンの幼魚の混遊シーン探し!
浅場では各種幼魚たちが交じり合って泳いでいることが多い。
交じり合うことでお互いの身を守ったり効率良く餌を食べているのだろう。
小さいオジサンは色合いもヒゲも全部かわいい!

最後はオジサンの食事風景
海底でヒゲを使い餌を探し、見つけると砂ごと飲み込み余分な砂をこのように吐き出す。
結局このダイビングはひたすらオジサンを追いかけていた。
でも知れば知るほど気になってくる。う~んこれはまた会いに来なくてはならなそうだ、、、(笑)
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