『屋久島ダイビングライフ』 【HP】
【ポイント】 ゼロ戦・タンク下 【 天気 】 晴れ 【 風向 】 南
【 水温 】 24,7℃ 【透明度 】 20m 【 潮 】 小潮

なんだか久しぶりの屋久島の海なきがする。
風邪引いたり、山行ったり、種子島行ったりと、暇なんだけど、忙しい~!!
そしてやっぱ、屋久島はいい!!
そしてそして、この時期になると気になるのはやはりサンゴ!
モニ1000の調査をしているとサンゴが気になってしょうがない!!
今日はのんびりとフィッシュウォッチングのつもりがサンゴウォッチングになってしまった、、、(笑)
タンク下ではメインのオオハナガタサンゴ群落は崩壊傾向にあり(老化?)
ウスサザナミサンゴ群落は人為的破壊から崩れるいっぽう。元気ではあるんだけど時化のたびに
崩れ落ちたサンゴが周りのサンゴを破壊する。回復と破壊を繰り返している状況で今後どうなるのか
といったところだ。
そんな中、タンク下で一番健全なサンゴはどこだろうと見渡すと、、、なんとテトラポット!?
この究極の人工物はサンゴにとっての温床となっている。
ダイバーは近寄らないし、崩壊することもない。
テトラポットに育つサンゴはスクスクと成長して争いあいながらも健全に生きている。
もちろんテトラポットとは波から人間を守るためにあるものだけどそこには予期せずして一つの生態系が出来上がっている。
自然とは奥深くもあり逞しいと感じさせらる光景だった。

フタスジリュウキュウスズメダイ
人工物の中で逞しく生きる魚、と言うイメージで撮影。
ちょっとタイミングが遅くフタスジの数が少ないのが残念。
この辺りで流れ者のアカメハゼやデバスズメダイもつくことが多い。

今の時期キビナゴは多く、テトラ周辺でも良く見られる。
またエバ(ギンガメアジの幼魚)も多くキビナゴは逃げ惑っている。

夏ごろ海底を覆っていたミルはすっかりと姿を消し今の旬はシワヤハズだ。
こんなに繁茂しているなんて気が付かなかった。そう、とってもマイナーな海藻なのだ。
意識しないと視界に入らない。いっぱいあるのに!!
海藻好きとしてはこの光景をもっと美しく撮りたいなぁ。。。
『屋久島ダイビングライフ』 【HP】