リチャードの危機とエソ捕食

『屋久島ダイビングライフ』　【HP】

【ポイント】　　一湊タンク下　/　お宮前　　【　天気　】　　雨　　【　風向　】　南西～西
【 水温 】　　22℃ 　【透明度 】　　20m　　【　潮　】　中潮


クロヘリイトヒキベラを捕食中のアカエソ　canon　G12 f4 1/160 iso400
おお～久しぶりにエソの捕食に出会った！
頭からじゃなくて尻尾から飲み込んでいるこの様子は食べられている方には悪いけど見応えがある。。。
しかし今回はまたエキサイティングだった！
なぜだか捕食中のエソの横にはオグロトラギスがピットリと寄り添っていた。
おや？と思って近寄ろうとするとオグロトラギスが動き出した。
何かと思えばエソの周りをグルグルと泳いでエソを威嚇。恐らくオグロトラギスのテリトリーだったのだろう。
たまりかねたエソは獲物を咥えたまま5ｍほど移動して着底。しばらくすると今度はニジハタが2匹でエソを追い立て始めた。
エソはまたしても逃げることになるんだけど、ニジハタの猛烈なアタックにエソは遂に獲物を放して逃げていった。
そしてエソにほとんど飲み込まれていたクロヘリイトヒキベラはボロボロになりながらも中層で泳ぎ始めたのだった。

普段何気なく泳いでいるように見える魚たちも多くの種がテリトリーを持っていて
ちょっとしたことでそれが目に見えるようになる。
こんなシーンをみると魚も切実に生活していて魚の街があることを実感できる。



ゴマモンガラ
タンク下の浅場をいっつもフラフラ泳いでいるゴマモンガラのリチャード。
イソギンチャクの脇で今日もクリーニングされていた。
でもなんか変だ。。。普段は２ｍくらいまで近づくと逃げていくのに今日は目の前まで来ても逃げる気配がない。
じ～っと見ていてあることに気がついた。
口から釣り糸が伸びてる！細く透明で目に見えないくらいだけど３，４ｍは伸びてる。
きっと物凄いストレスで弱っているのだろう。餌も食べれているのか、、、。
何とかしようとしたけど当然ながらリチャードは嫌がって逃げていった。
それでも釣り糸はだいぶ切ることができたので少しは元気になってくれるだろうか、、、。
頑張れリチャード！！


「ＦＡＣＥ　ＢＯＯＫ」こちらも宜しくです！

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