『屋久島ダイビングライフ』 【HP】
【ポイント】 タンク下 【 天気 】 晴れ 【 風向 】 北西
【 水温 】 20℃ 【透明度 】 15~20m 【 潮 】 大潮

豪雨
ぎょえ~、、、。昨日の爽やかな海とは一変して恐ろしい海でした。。。
ウミガメの産卵シーズンは5月から始まるんだけど、海の中ではすでにシーズンイン!
5月にもなるとメスのアカウミガメは海でも陸でも良く見かけるのですが、今の時季の海ではオスのアカウミガメを良く見かけます。
そこで今年はまだ出会っていなかったので探してきました!
海は写真のように恐ろしい豪雨で透明度も悪く、暗い。そして地形も何もない砂地なので泳いでいると不安がいっぱい。。。

アカウミガメ(雄)
いや~な雰囲気の海の中を漂っていて、ふと振り向くと目の前には巨大なアカウミガメ!
あまりにビックリして思わず叫んでしまった、、、。
オスはメスを探しているのでダイバーに寄ってきます。しかし僕のビビリ方を見て「かわいくない」とでも思ったのかすぐに反転してす~っと泳ぎ去ってしまった。
結局その後もひたすらに海の中を泳いだけど出会えたのはこの僅かな時間だけだった。
ほんとビックリしたなぁ。でも今年初アカウミガメに出会えて嬉しかった!
りょうさん無事に出会えましたよ!(ほんと怖かったけど、、、)ありがとうございます!

アカウミガメの産卵場所のひとつである前浜の工事。
毎年色んな場所でこんなことをしている。
一体何故!??人間の快適さのためにやっているのか、ウミガメの産卵保護のためにやっているのかは
分からないが、いずれにしろどうかと思う。
毎年台風が来ると砂浜の地形は大きく変わり、その度にまたもとの地形に戻そうとする。
自然の変化を人間の力によって食い止めようとそれには莫大な予算がかかる。
その上、本来あるべき生態系は破壊され、違和感のある光景が出来上がる。
人間が自然のためにと思って手を加える行為の大半は逆の効果をもたらしている、と僕は常々思っている。
本当にアカウミガメのためを思っているのならもう少し慎重な対策を立てる必要があるのではないだろうか?
「FACE BOOK」こちらも宜しくです!
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