『屋久島ダイビングライフ』 【HP】
【ポイント】 ゼロ戦 / 横瀬 / タンク下 【 天気 】 雨 【 風向 】南西
【 水温 】 23~24℃ 【透明度 】 25~30m 【 潮 】 中潮

雨降り過ぎだって。ダイビング開始前から物凄いことになってるし!
ここまで降るとなんかもう笑えてくる(笑)
久しぶりの横瀬はやっぱり魚が多かった。
ウメイロモドキにムレハタタテダイ。テングダイもいつもの3個体がいた。
透明度もいいし、群れ加減も上々だったけど、水底が冷たい!!なんと23℃!!
痺れるな~。

キリンミノ
以下昨日の夜潜りで見られたキリンミノの産卵です。
日没前にエントリーしフラフラ泳いでいるとペアを発見~。
メスはお腹が膨れていて産卵口も飛び出していて産卵間近!
今年に入って何度かこんな状態を見ているけど、いずれも浮気心に負けて観察できなかった。。。
生態観察に浮気心は禁物です!
しかしこれが難しい~。
でも今日は初志貫徹のお陰かバッチリ見ることができた!

ペア状態で長いこと動きがなかったけど観察から50分後ようやく動き出す。
実はこの前にも一度動いたんだけどフォーカスライトか僕の気配に警戒して元に戻ってしまったのだった。
動き出すとあとは早い。

ペアで砂地をスイスイ泳ぎ2,3度小さな岩で休むと、いよいよ上昇開始!
高さは大体3,40cmくらい。ミノカサゴに比べると格段に低い。

キリンミノ産卵(放精放卵)

産卵後は素早く海底へ。

放出さらた2つの卵塊はゆっくりと上昇。(カサゴの仲間は2つが多い)
放出直後はシワシワだけど 1分もすると水分を吸収して丸く膨らむ。
そしてそのままゆっくりと上昇して水面を漂う。
すべての工程はいつも通りだったけど観察はギリギリ!
あと3分遅れたらアウトだった。水深が16mと微妙に深いのでエアも窒素もギリギリ!
ふ~、やはり生態観察は思い通りにいかないものです。
産卵直前のあの葛藤と興奮が楽しいんだな~。
それではまた!
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