2012年 11月 12日
『屋久島ダイビングライフ』 【HP】 【ポイント】 元浦 / ゼロ戦 / 川 【 天気 】 晴れ 【 風波 】 北西3m 【 水温 】 24℃ 【透明度 】 3~4m / 2~15m 【 潮 】 中潮 ![]() 来ましたよ~冬型! 昨日の前線通過で一気に時化となった北部の海。一湊湾内は大時化! 元浦はパッと見は凪ぎ。でも風が吹き続けているので少しずつ影響が出てきている。 午前中は今日帰りの石野さんとスノーケル! 天気が良くキラキラしていたのでまぁ何とかといった感じだったけど、思っていたよりも透明度が悪かった。。。 沖まで行ったけど透明度はいっこうに良くならず、結局は一番風の影響のないエントリー口付近が一番楽しかった。 最初からこの辺だけで遊んだほうが楽しかったかなぁ。 ![]() ケラマハナダイ求愛 午後からはゲストもいないので調査!と行きたい所だけどなかなかの時化っぷりだ。 入れなくはない、でも入っても楽しめそうもない。浅場の透明度は悪そうで沖まで行っても底揺れは確実。 こんな時は大抵、もう少し楽しめそうな川やら漁港やら南やらへ行くんだけど、今日はどうしてもゼロ戦に行きたい!当然狙いは狂乱!昨日のハナダイの激しい産卵劇は麻薬のような後引くものだったのだろう。 う~ん、、、時化だけど、、、GO!!! というわけで朝一と昼に随分と海を眺めた上で作戦をあれこれと立てた。 凪ぎの海だとなんも考えずに潜ってしまうので、たまにはいいかも(笑) まずはエントリー口だけど大きなウネリが時おり立て続けに来ていたけど周期さえ間違わなければ普通にエキジットできるレベル。タイミングを逃すと大変だけど万が一そうなっても何とかなる。ちょっとワクワク(笑) 一番の問題は透明度の悪さでたどり着けるか、また撮影後の中層移動が困難だろうということだ。 普段1人潜りでは沖でたっぷり窒素をためて帰ってくることが多いけど今日は無減圧を心に近い潜ったのだった。先が見えない上に、水面に出ることができない中層移動ほど恐ろしいものはない。 もう一つ大事だったのはこれ以上、海が時化ないという情報、という安心感かな。 ファンダイビングはできない、普通に撮影も難しい、でも観察するには十分の海!もちろん安全は確保した上でですね。 なんかこんなことを考えているとついつい学生時代を思い出すなぁ。って一体どんな学生生活を送っていたんだか。。。 いざ海に入ってみると海の中は想像よりも良い!透明度2m!! 1mは覚悟してたので。。。鼻先から沖も予想より良く10~15mくらいはあった。 ![]() ケラマハナダイ求愛 で、肝心の狂乱(ハナダイの狂ったような産卵劇)は見れず。 時間は昨日、一昨日とほぼ一緒だったんだけど求愛少々、産卵少々でタイムアップ! う~んあと30分あればいけたと思うんだけどなぁ。 産卵が一斉に始まる要素としては、時間帯(明るさ)と潮の流れの主に2つだと思う。 夕方も近くなるとメスは産卵の準備が整っているはず、緩くても潮がある時はハナダイに限らず魚達の産卵意欲は急上昇するもの。 昨日も今日も底揺れで流れは全く分かんなかったけど。。。 水深が20mくらいなので滞在時間は30分。ガツンと窒素を貯めても1時間はいられない。 なので彼らの産卵をビシッと見せようと思うと相当な経験と感を必要とする。 残念ながら僕にはまだそれが分からない。。。 でもこの3日で随分ハナダイ達の気持ちに近づくことができたかな!? ![]() 産卵直前の求愛ではオスの体色が濃い!!高貴な純白が売りのケラマハナダイも本気モードではこんな色になる。 本当はフタイロハナゴイの方が本命だったんだけど、なかなか本気モードにならなかった。 ケラマもフタイロも似ているので少しくらいは産み分けが行われているのだろう。 でも昨日の狂乱の時はすべてのハナダイが全力で産卵していた。 そうそう、今日は条件が悪く思うように撮れなかったけど、やはりフタイロハナゴイに比べてケラマハナダイは撮りやすい!! 産卵直前の求愛が1秒近くあり、産卵も両者が絡みつくのでシャッターチャンスが長い。 今日は取り分け求愛の時間が長かった気がするけど、それは謎。。。 ![]() ケラマハナダイ産卵 ちょっとピンボケ(笑) まぁ雰囲気が伝わればいいかな。 ようやくケラマハナダイの産卵が盛り上がりを見せ始めたところで、、、タイムアップ! う~ん残念すぎる。時間が足りないよ~! 明日はもう少しでもいいから穏やかになってくれ~!! もう中毒患者のようになってきたかも。。。 病名:ハナダイ中毒 でもこの時化数日は続きそう! 勘弁してくれ~!! 「シミランクルーズ2013」 参加者募集中!気軽にお問い合せ下さい! 『屋久島ダイビングライフ』 【HP】
by yakuumi
| 2012-11-12 21:02
| ゼロ戦・漁礁
|
アバウト
『屋久島ダイビングライフ』
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