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屋久島ダイビング日記

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2012年 11月 18日

森が海を豊かにする?!

『屋久島ダイビングライフ』 【HP】

【ポイント】  タンク下  【 天気 】  曇り  【 風波 】 北西
【 水温 】  22,5℃  【透明度 】  5~20m  【 潮 】 中潮

森が海を豊かにする?!_b0186442_2130972.jpg
今日も昨日の時化の影響がまだあり、夕方まで待って何とか潜ってきた。
浅場の透明度は最悪。20mくらいまで行くと20mくらい見えた。
でもこれといったものは大して見つからず、最終的にはエントリー口でドングリを撮っていた(笑)
山が豊かな屋久島では海辺近くまで森が張り出しているところも多い。
森が豊かであれば、海も豊かになる。魚付き林とは良く言ったものだ。
屋久島に降った雨は、森に染み込み、山の養分は川を伝って海へ注がれる。
窒素やリン、鉄分などは植物プランクトンや海藻などが育つのに必須な栄養素だ。
それらがあってこそ、魚が育つことができるのだ。


森が海を豊かにする?!_b0186442_21303321.jpg
屋久島の里の森は電気が普及する以前には蒔きとして大量に消費され、山は丸裸にされていたらしい。
先日99年前の海辺の森の写真を見せてもらって衝撃を受けた。今は鬱蒼としている森が本当に丸裸。。。
「百聞は一見にしかず」話には聞いていたけど視覚で確認すると衝撃が大きい。
今は鬱蒼と茂り健全な森に見えるけれども、土壌は果たして豊かなのだろうか。
下草が少なく保水力に欠けているところも多く見られる。これが元々そうなのか、伐採後にこうなったのかは分からない。

果たして今の屋久島の海は豊かなのだろうか!?
100年前の海が一体どんなものだったのか気になってしょうがない。
ともあれ、どんな環境になってもそこにはその環境に合わせて生物たちが息づくもの。
今はその生き物達と向き合っていくのみだ。

一体何を書いているのやら。自分でも良く分からない、、、(笑)
はい、また明日~!





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『屋久島ダイビングライフ』 【HP】

by yakuumi | 2012-11-18 21:17 | 一湊タンク下


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