『屋久島ダイビングライフ』 【HP】
【ポイント】 タンク下 / ゼロ戦 / タンク下 【 天気 】 晴れ 【 風波 】
【 水温 】 27℃ 【透明度 】 20~30m 【 潮 】 若潮
ルリヤッコ
今日は初めての専属ガイド!
2人だけでじっくり楽しみたいというリクエストに答えてのんびりと日中に2本潜ってきた。
屋久島の海が思いのほか楽しかったようで(笑)ほっと一安心。
夕方に時間があったのでサンセットダイブ。
そして遂にルリヤッコの産卵を見ることが出来た!!
今まで見てきたキンチャクダイ科の産卵を数えてみると、
ナメラヤッコ、アカハラヤッコ、アブラヤッコ、ヘラルドコガネヤッコ、スミレヤッコ、シテンヤッコ、ヤイトヤッコ。
たしかこんなもん。
この中で多少厄介なのはシテンヤッコとヤイトヤッコ。
小型ヤッコ(ナメラヤッコやアカハラヤッコなど)に比べて体長が大きく、そのために産卵周期があり
毎日産卵の小型ヤッコと違いいつでも見れるというものではない。
さてルリヤッコが何故今頃見れたかというと、個体数が圧倒的に少ないからだ。
ここ最近は気にしていなかったけど3,4年ほど前に小型ヤッコの産卵をあらかた見た後に,
ルリヤッコに目をつけて,数日間にわたり挑戦したことがあるのだけど遂に見ることがなく終わった。
それはルリヤッコがいつになっても単独でウロウロしているばかりでメスと一向に出会わなかったためだ。
その時にこのオスはずっと,メスにめぐり合うことなく死んでいくのかな、
と思ったものだけど気が付くとペアになっていた!(随分前からぺアだったとの情報もあるけど、、、笑)
以前と同じ区域をテリトリーとしていたので恐らく同一個体だろう。
とにかくペアにさえなってくれれば、小型ヤッコの産卵を見ることは朝飯前!
ルリヤッコ
オスが求愛を繰り返すとやがてメスは上昇し、すかさずオスがナズリング(写真1枚目の状態)。
そして産卵!!
ルリヤッコはもとの性格が臆病なので産卵上昇もサンゴの隙間から僅かに上がっただけ。
でもようやくルリヤッコの産卵を見ることができて嬉しい~!
さてさて、キンチャクダイ科の産卵も大詰め。
やはりタテジマキンチャクダイかサザナミヤッコのどちらかを見なければならないだろう。
しかしこの2種は過去に見てきたものたちの産卵と比べると桁違いに難しい。
思いを持ち続けながら潜っていればいずれで会えるはず!
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