『屋久島ダイビングライフ』 【HP】
【ポイント】 タンク下 【 天気 】 雨 【 風波 】
【 水温 】 26℃ 【透明度 】 10~15m 【 潮 】 大潮

ゴンズイ
少し前にゴンズイの幼魚が現れだした。
最近は体がボロボロの大人のゴンズイを良く見かける。
育児を終えたゴンズイが役目を終えて、束の間の余生を楽しんでいるところではないか?
と思っているんだけど、どうだろう。
どこの海に行っても良く見かける魚だけどゴンズイの生態情報はほとんど聞かない。
去年FaceBookで学者さんがアップしていた、子育するゴンズイの写真を見て衝撃を受けた。
それ以来今まで以上に気にして見ているけれど、全然見つからない。。。

フラフラしていたゴンズイが穴に入りオトメハゼのように砂を外を出し始めた。
恐らくゴンズイはこういった穴の奥に卵を産み、孵化した子供をある程度の大きさになるまで
育てているのではないだろうか。
ひょっとしたらまだこの巣穴の奥に子供がいるのではと思って覗いて見たけど見えない!
きっと人目につくところで子育てをすることなんて滅多にないのだろう。
知りたくても知ることができない。分かりそうで分からない!
そんなことが多いから海は飽きないのだろう。
根気良く潜っていればその内に秘密をちょこっと見せてくれるのかもしれない。

ゴンズイがペアで穴を掘っているのを見かけることもあるんだけどあれっていつだったかな。
たしか晩秋か冬だった気がする。(適当。。。)
だとすると3ヶ月とか半年近く親に守られていたことになる。(適当。。。)
南方に住む魚としては驚異的に長い保護期間。
その上、身体には毒の棘を持ってるし、フェロモンを使い常に密集しているし、
なんてユニークな魚だろう。
そんなことを書いていたらまたゴンズイに会いたくなってきた(笑)
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