『屋久島ダイビングライフ』 【HP】
【ポイント】 タンク下 / タンク下 【 天気 】 晴れ 【 風波 】 南1,5m
【 水温 】 29℃ 【透明度 】 30~40m 【 潮 】 新月
ゴマモンガラ
前回の産卵から1ヶ月。
ある番組の取材班の予想通り産卵した。
産卵の瞬間を見ようと、昨日の夕方に産卵床に目星を付けようと試みたけど
ゴマモン達のあまりにも激しい攻撃に為す術なく撤退。50mは追われたかな。
明け方に産卵するのではないかとの予想しているので、
産卵床が分からなければ産卵の瞬間を見るのは極めて難しい。
それでも何かの偶然に一縷の望みを託して、夜明け前の海へ行ってみた。
今までの経験から産卵の前は気性が激しくても、産卵後はメスが少し威嚇してくる程度
だろうと予測。で、あれば産卵前の兆候さえ見つけられれば撮影も可能かも!?
しかし期待は全て裏切られ、ほぼ日の出の時間の5時50分にゴマモンガラを確認したときには
フワフワで薄ピンク色の卵がすでに産み付けられていた。
そしてオスとメスによる猛烈なアタックによって産卵床に近づく事はできず。
http://yakuumi.exblog.jp/20728514/ ←「去年のゴマモン卵守り」
去年の夕方に確認した卵を守る母は卵にもダイバーにも優しく、オスはほぼ無関心だった。
なので、朝は気が立っているだけで、夕方には大人しくなり、ハッチアウトとか狙えちゃうんじゃないか!?
そう思って夕方に、懲りずに試みるも、ペアによる激しい攻撃は相変わらずで、為す術なし!
結局、朝も夕方もひたすらゴマモンガラに追いかけられるだけほぼ写真も撮ってない!(笑)
魚にももちろん個性はあるけど、ここまで違うものなのか~。
淡い期待は全て裏切られたけれど、また一つ海の奥深さを味わう事ができた素敵な一日だった。
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