『屋久島ダイビングライフ』 【HP】
【ポイント】 オツセ / オツセ / タンク下 【 天気 】 晴れ 【 風波 】 南東
【 水温 】 27.6℃ 【透明度 】 20m~ 【 潮 】
夏だー!
夏だー!
心配していた台風9号は全然影響がなく、天気も良い。
やっぱ夏の海は良いなぁ。
夏っぽさ全開!
ツキチョウチョウウオ
珍しいチョウチョウウオ。
日本だとどこでも珍しいかな。
ちなみに今日もひたすらベラばかりを追っていた(笑)
タイマイ
4月に現れて話題になったタイマイ↓
http://www.nagoyaaqua.jp/sp/contents.php?contents=2015050118004614
http://www.asahi.com/articles/ASH5J7G4ZH5JTLTB00W.html
5月に依頼があって散々探したけど全く見られず、もう居ないものだと諦めていた。
でも、いた~!!!
タンク下をのんびりと泳いでいた。
海藻の森を泳ぐタイマイってなんか違和感あるなぁ。
でもようやく再開できて嬉しい~(涙)
このタイマイ名古屋港水族館で生まれて、黒島(沖縄)で放流されたらしい。
それがなぜ、屋久島で見られるのだろうか?
タイマイは通常屋久島では見られない。1年に一度も見ないかな。
生息域も沖縄から南の熱帯かそれに近い地域。
普通に考えれば、屋久島に来るのは不自然。
もっと暖かい地域にあかないのはなぜだろう。
ひょっとして、産まれ故郷の名古屋に惹かれていたりするのだろうか??
目指してる?
いずれにしても、野性で生まれ育ったタイマイがとる行動とは違うように思う。
人間を見ても全く驚かないし、屋久島でウロウロしているし。
水族館の人たちの喜びは非常に良く分かる。
なんせ自分も興奮したし(笑)
しかし手放しで喜べないのは人間の影響を強く受けすぎていることだ。
ウミガメが本来もつであろう、回遊能力や危機管理能力が備わっていないような気がする。
その原因について深く考え、今後の課題としてほしい。
この先タイマイがどの様に生きていくのか心配ではあるけど、
無事に南の海で繁殖をしてくれることを祈るのみ!
がんばれ~!