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屋久島ダイビング日記

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2019年 08月 24日

最近の屋久島の海

2019年8月24日(土)
晴れ 風・波2m
水温29℃ 透明度40m

秋味(麒麟のビール)を堪能してしまったけど、
海の中は夏最高潮!
ホムラハゼやバイオレッドボクサーシュリンプも
ニューフェイスのオオモンカエルアンコウもいるし、
チビジョーフィッシュも出てきたし、ニシキフウライウオペアも
ハナヒゲウツボも、あれもこれも健在!
ドリフトではギンガメにイソマグロ!
何と言っても青くて暖かい!

最近の屋久島の海_b0186442_07005289.jpg
2019年の体験ダイビングでのウミガメ率なんと、、、100%!
まぁ体験ダイビングの回数は少ないけど。

最近の屋久島の海_b0186442_07005194.jpg
アザハタのアザハタ中毒患者ぬき。
今年もやってきた患者さん。
来週も患者さん搬入予定あり。

最近の屋久島の海_b0186442_07005182.jpg
アカウミガメの赤ちゃん
アカウミガメの産卵はこの数年減少傾向。
砂浜環境の悪化なのか、漁業での混獲の増大なのか
その両方なのか、それとも流行りのプラスチック問題か、
ただの周期的なものなのか、原因はハッキリとしないけど、
寂しさを感じることは確か。

最近の屋久島の海_b0186442_07005002.jpg
今月もサンゴの産卵は続いている。
6、7、8月と3ヶ月連続で様々なサンゴを見てきた。
そして9月10月と意外と長々と続いてゆく。
満月の夜に、、、と言われるほど単純ではないけど
知るほどに神秘性が増してくる。

最近の屋久島の海_b0186442_07005045.jpg
ホンケヤリの放精&放卵
緑色の帯が5、6mも海中を漂っていた。
直感的に産卵だ!と思って元をたどるとホンケヤリだった。
こんな夜に人知れず産卵していたんだ。
オオナガレカンザシの産卵とは別物だった。

最近の屋久島の海_b0186442_07005057.jpg
キリンミノの産卵前
夜の生態といえばこれ!?
大光量ライトで照らしながらの動画撮影だったけど
無事に産卵してくれた。

最近の屋久島の海_b0186442_07005262.jpg
ギンカクラゲ(盤系2mm-10mm)
沖合の潮目にはスリック(サンゴの卵の集まり)!??
と思ってサンプリングしたら、2-3mmくらいのギンカクラゲがたくさん入っていた。

写真のある本の一部だけど、
最近の海からでした。

ではでは。



by yakuumi | 2019-08-24 20:30 | 一湊タンク下


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