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屋久島ダイビング日記

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2019年 09月 19日

南国化の進む屋久島の海

2019年9月18日(水)
晴れ時々曇り 北東風・波2.5m
水温29℃ 透明度30-40m

険しい連休を越えてホッとしたところでまた次の台風が、、、。
連休中珍しく雨の濁りが留まって、今年一の透明度の悪さのダイビングも。
一湊の外はスコーンと抜けてるけど時化で出られず、
泥水も風で湾内に留まり3日ほど濁りと青い海との狭間で悶えていました。
今はまた青い海!

屋久島の海に潜り込むようになって今年で11年目、
この期間で確実に南国化が進んでいる。
華やかなサンゴは増えてきているし、
より南の魚も蒸れるようになってきた。
逆に温帯の象徴でもあるのカゴカキダイは
年々数が少なくなってきている。最近のお宮の魚だまりは
とても華やか!少なくともこの11年で一番魚が多い。
最近新たに加わったり数が増えたのは
イッテンフエダイ、アジアコショウダイ、キンセンフエダイ、
ユカタハタ、アカヒメジなどなど。
お宮以外でも各所で魚が増えていると感じる。
これはきっといっときの流行りではなく変遷の過程だと思う。
50年前までホンダワラ類の海藻がうっそうとしていた海とは
とても信じられない。
これからどうなっていくのだろうか。

そうだ今書いたこととは関係ないけど

「朝日新聞デジタル」にて記事を取り上げていただきました。


南国化の進む屋久島の海_b0186442_09331344.jpg
昨日の画像です。
連休が終わってシャチョウさんとのんびり潜ってきました。

南国化の進む屋久島の海_b0186442_09331397.jpg
ロクセンフエダイとキンセンフエダイにタカサゴ科の群れ

南国化の進む屋久島の海_b0186442_09331407.jpg
横瀬魚たち

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安定のニザダイ!

南国化の進む屋久島の海_b0186442_09331388.jpg
トンネル下のリュウモンサンゴ
ここのサンゴも魚も全体的に増えたと思う。


ではでは〜。



by yakuumi | 2019-09-19 10:00 | お宮前


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