3月26日(木) 晴れ
南東の風2-3m 波1,5m
水温20℃? 透明度10-15m
久しぶりのベタ凪
クジラ撮影のために南に回していた船を持って帰ってきました。
日本のザトウクジラのシーズンも佳境に入ったようで、
北上するクジラがチラホラみられています。
南下するするクジラよりも、密度もルートもバラけている
ように思う。
こんなに穏やかなのにブローすら見つからないので
メインを流れ藻へシフトした。
流れ藻はアカモクと呼ばれるホンダワラの仲間で、
名告藻 ( なのりそ ) と呼ばれ、古くは万葉集に登場する。
この流れ藻は屋久島にたくさんの恵みをもたらしている。
生き物も栄養分もたくさん運ばれてくる。
漁師はもじゃこ漁という、流れ藻につくブリやカンパチの稚魚を
獲るのに大忙し。
確か今日か昨日くらいから始まっている。
流れ藻の下には小魚がたくさん!
でもブリやカンパチはほとんど見られず、
ゴマサバの稚魚とアジの稚魚が多かった。
流れ藻の下で逆さまになって泳ぐアジ。
上下が逆転。
海の中では上も下もあんまり関係ない。
東京での写真展もあと少しです!
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「海流が育むいのち」 ~黒潮の力、親潮の恵み~
阿部秀樹・鍵井靖章・佐藤 輝・関 勝則・高久 至
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2021年3月12日(金)から4月1日(木)