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屋久島ダイビング日記

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カテゴリ:一湊タンク下( 807 )


2019年 04月 19日

生物の驚異的な形

2019年4月19日(金)
タンク下
北西の風・波1m
水温22℃ 透明度20m

浮遊生活を終えて着底しましたよ。
魚の話ではなく僕自身が(笑)
アオウミガメを見て、巨大なコブシメにちょっと興奮して、
そして、気がつくと、また怪しい世界へと入っていってしまった。。。
これじゃあ着底した意味がない。
まぁいいか。
潜りに行く前にこの前ポチした、ヘッケルの
「生物の驚異的な形」という図譜を見たのが原因。
ほんと生き物の造形美は計り知れないと思う。
これをこの生き物を神様がポンと作り出すなんて、
いくらなんでも無理がある。
あまりにも精緻にできすぎている。
(ヘッケルの時代には進化論がまだ受け入れられてなかった)
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コケムシの仲間(苔虫動物門)
3種類のコケムシの共演。
コケムシ好きにはたまらない絵だと思う。
コケムシ好きなダイバーなんて聞いたことないけど。

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タイヨウノスナ(クロミスタ界:有孔虫門)

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ホシズナ(クロミスタ界:有孔虫門)
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トコブシっぽい貝の目玉
これはトコブシでいいのだろうか。
トコブシってこんなに目ヂカラあったっけ。。。

明日こそはもう少し爽やかな写真を撮ろう!



by yakuumi | 2019-04-19 22:53 | 一湊タンク下
2019年 04月 18日

タルガタハダカカメガイとホウキムシ類の幼生

2019年4月17日(水)
タンク下
北東の風・波2m
水温21℃ 透明度20m
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タルガタハダカカメガイ(4mm)

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ホウキムシ類のアクチノトロカ幼生(3mm)

今日もヨレヨレの流れ藻がいっぱい。
魚はあんまりついていなかった。
でもそれにつられて今日も中層を漂ってしまった。

極小プランクトンの美しさには日々驚かされているけど
しかしこれは案内できないレベルの大きさだよなぁ。
いくら浮遊生物が流行っているとはいえ、
これを指さす自信はない。
う〜んそろそろ着底しないと。


by yakuumi | 2019-04-18 10:15 | 一湊タンク下
2019年 04月 16日

浮遊するウニ!

2019年4月16日(火)
タンク下
北東の風・波2m
水温21℃ 透明度20m
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ウニ類のエキノプルテウス幼生(2mm)
ウニの幼生!
生まれた時はウニも浮遊生活を送る。
小さいながらもウニらしい棘があるのがかわいい。
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ハナイソギンチャク類の幼生
見つけた時は写真の下の部分(砂にささるところ?)がもっと長かった。
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巻貝のマグジリヴィリア幼生

流れ藻が去った今日の海ではこんなプランクトンたちが多数見られた。
普通に潜っていたら全く目につかない生き物たちだけど
これも海の大切な生き物たち。

この時期はこんな数mmの極小プランクトンが多い。

この手のプランクトンでまだ見れていないのは
ナマコの幼生。
ナマコも幼い頃は浮遊している。
ビックリマンシールを集めている感覚だけど、
そろそろナマコも手に入れたい!

また小さいんだろうなぁ。。。

ではでは。






by yakuumi | 2019-04-16 23:09 | 一湊タンク下
2019年 04月 15日

流れ藻の下で泳ぐツクシトビウオ幼魚

2019年4月15日(月)
タンク下
北西の風・波2m
水温22℃ 透明度20m
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一湊湾内はやや時化。
向かい風で流れ藻が入ってきて
今季初の流れ藻ダイブ!
モジャコ(カンパチ幼魚)とゴマサバの幼魚にプリプリの
キビナゴが流れ藻の周囲を回っていた。
流れ藻の中には1匹のツクシトビウオ!!!
幼魚の形態でありながら大きくカッコイイ!
流れ藻に紛れるツクシトビウオをずっと撮りたかったんだ。
う〜ん感無量。
でも自分の吐くエアで早々に見失うという失態。
大きい分逃げる時の飛翔も大きい。
そのあと1時間以上探していたけど見つからなかった。

昨日より水温は1,5度上がっていた。



by yakuumi | 2019-04-15 23:08 | 一湊タンク下
2019年 04月 15日

放散虫はすごい!〜プランクトンから地球の歴史を学ぶ〜

2019年4月14日(日)
タンク下
東の風・波1m
水温20℃ 透明度10-15m

今日も怪しげなダイビング。
一応断っておくと、ゲストさまがいらした時には魚紹介いたしますよ(笑)
今は春休みだから。

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放散虫の仲間(いずれも中心の核で1,2mm,ふわふわを入れると7,8mm)
クロミスタ界リザリア下界の放散虫門に属する。
一番の特徴はガラス質(二酸化ケイ素)の骨格を持つということ。
だから美しいのか!
体の中に0,1mmほどのガラス骨格がたくさんあるらしい。
写真の中心部がそれに当たるのかな。
細い針状の部分はそれに当たるのだろうかか?

そもそもクロミスタ界ってなんだ。。。
理科の時間でそんなの習ってない。
動物界、植物界、菌界などとは違う分類なんだ。
今時は8つの界に分かれているらしい。
放散虫はすのその姿から動物とは思えないけど、
虫とあるように動物の仲間。食事もしているらしい。

そしてこの放散虫の奥深さはそのガラス骨格の美しさにある。
その魅力はドイツの博物学者エルンスト・ヘッケル(1834〜1919)
によってそれは世に広められた。それが下の写真。(ウィキペディアより)
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放散虫のガラス質の骨格

そして放散虫の魅力はその美しさだけにとどまらない。
地球の歴史を知る上で重要な生き物。
南アププスの赤石山脈の名はその赤い岩(チャート)に由来するらしいが
このチャートこそ放散虫の化石の集まりなのである!
なぜ山脈に海のプランクトンが?と思った人は日本の成り立ちを
調べてくださいね。(笑)
放散虫は微小なプランクトンであるにも関わらず
願い年月の中で大地を形成しているんだから全くすごい話だと思う。

春には特に放散虫をはじめとしたプランクトンが多いが、
今日は特に多かった。透明度が悪いな〜と思ったけど、
それも関係があるかもしれない。黒潮が当たってる時にはあんまりいないイメージ。
放散虫、放散虫って騒ぎながら撮影をしていたけど、
実のところ放散虫かどうかも怪しいものも多かった。

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浮遊性の有孔虫
クロミスタ界リザリア下界の有孔虫門に属する。
有孔虫だから星の砂とか太陽の砂と言われている生き物(一般的に砂?)と同じ生き物
これもずっと放散虫だと思っていたけど違うみたい。
中心の核がガラス質ではなく、サンゴと同じカルシウムでできている。
う〜ん。見ただけではよくわからないぞ。
でもこれも放散虫に混じって大地を形成しているのだろう。

なんにしても微小なプランクトンから
壮大な地球のドラマを感じられるんだから、こんなに楽しいことはない。

リクエストお待ちしていますよ(笑)


by yakuumi | 2019-04-15 09:12 | 一湊タンク下
2019年 04月 13日

サンゴトラギスにメダマイカリムシ

2019年4月13日(土)
タンク下×3
北東の風・波1m
水温20℃ 透明度15m〜

「め、目がぁ〜!!!」byムスカ
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春先によく見かけるメダマイカリムシ。
これくらいの時期にトラギスを類を見ると結構な確率でついてる。
ベンケイハゼにはホシノカンザシが目立つ。
春の流行だろうか。
相対的に屋久島は寄生虫が多いような気がする。
タカサゴの仲間についているウオノエの割合もすごい。

これが一番のヒットだったけど、
流石に寄生虫だけを載せるのは気がひけるので
ウミウシも載せておこう。
一年で一番ウミウシが多いのは今だろう。
ウミウシは決して多くはない島だけど、
この時期なら少しは紹介できる!
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ゾウゲイロウミウシ
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クチナシイロウミウシ
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ヒブサミノウミウシ

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ジュッテンイロウミウシ
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ヒオドシユビウミウシ

ではまた。



by yakuumi | 2019-04-13 23:37 | 一湊タンク下
2019年 04月 12日

バヌチィークラゲとボウズニラ

2019年4月12日(金)
タンク下
北西の風・波1,5m
水温21℃ 透明度20m〜
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ボウズニラ科ボウズニラ属:ボウズニラ
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オオウミヒロラ科バヌチィークラゲ属:バヌチィークラゲ

明日は久しぶりにガイド。
だから何かネタでも探そ〜って思ってたんだけど、
気がついたら漂っていた。
大したプランクトンはいなかったけど、
目を凝らすと色んな発見があった。

特に多かったのが上のバヌチィークラゲ。
カタアシクラゲだと思って撮っていたけど
ちょっと違うみたい。
尻尾見たいな触手が特徴的。
これがどんなヒドロ虫に変身するのかが気になる!

1枚目は美しいけど、かなり痛いクラゲ。
ボウズニラもヒドロ虫の仲間。
写真の状態だと4、5cmだけど、触手を伸ばすと1m以上に伸びる。
もしかしたら2、3mかも。
透明な細い触手がピヨーンって伸びているから見えない。
でも痛い!
でも美しい!
う〜ん素晴らしい。

結局、着底せずに終了。
ふ〜。。。
まぁうちはこんなもんです(苦笑)


by yakuumi | 2019-04-12 22:23 | 一湊タンク下
2019年 04月 12日

ヒバシヨウジの育児

2019年4月11日(木)
タンク下
北西の風・波1m
水温20,3℃ 透明度15-20m

昨日は北西の大時化。
今日の午後には随分とおさまった。
濁っているい、ウネっているとは分かっていたけど、一応もぐる。
そんでよりによって水深3mで粘る。
なんでやねん!って自分で何度も突っ込みそうだったけど
気になっているものが浅瀬にいるんだからしょうがない。
うねりと格闘しながら撮影。
b0186442_21030522.jpg
先日いい感じだったヒバシヨウジだけど、60mmレンズでは難しかった。
今日は90mmでの撮影。
何度か身体をウネリで持っていかれたけど、前回よりは撮れたかな。
この何度も同じ個体を撮影する。ってのが現地ガイドというか
ホームグランドしかできない撮影スタイル。
問題はずっと撮っていられるから、同じような写真を量産してしまうこと。
気をつけよう。削除が大変!

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それから同じく3mではアヤヘビギンポが繁殖期のピークをむかえている。
(これは経験則で語ってます)
モテ男くんが3匹のメスと次々に産卵。
これも楽しい。
けどウネリがきつい!










by yakuumi | 2019-04-12 09:11 | 一湊タンク下
2018年 11月 16日

全てを射抜け!カエルアコウモドキ! 

11月16日(金)
タンク下 / タンク下
東の風・波1,5m
水温22,5℃ 透明度20m

この3日間は鹿児島のカレー屋SBの皆さんが遊びに来られていました。
あれ、ダイビングショップだったかも!?
錦江湾や南薩摩で潜る時にはいつもお世話になっている「SB」
コウジ率いる精鋭の皆さんでした。

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そんな中で今年一番の珠玉の写真が撮れました!(笑)
ウミヘビからウミガメまで全てを射抜くYOKOHAMAさん。
既存のスヌーと撮影の枠を大きく超えてます。
光の玉(ストロボ光)が遠くへ飛んでいく様はほとんどドラゴンボールの世界。
う〜んすごかった!!

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3日間潜り終えると急に寒気が降りてきて雨も降り始めた。
ほんといいタイミングだったなぁ。
透明度も水温も落ちていたけど、滞りなく潜れて良かった。

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カエルアンコウモドキ(6-7mm)
今回一番興奮した魚。
あまりにも可愛い!!

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タコベラの産卵
夕方にはサンゴトラギスの街で繰り広げる命のドラマを見たり
タコベラの産卵を見たり。
今年はいつも見ている生態観察をできるだけ封印していたけど
やっぱり何度見ても興奮しますね。

さてさてこれにて2018年の営業は終了です。
今年で終わりなの!?
とみんなに聞かれますが、すいません、、、。
来年もやりますよー!

2019年の営業は
4月20日ー11月4日までです。
一部週末はすでに埋まっていたり、
最大5名様まででこじんまりとやってますので
お早めのご予約をお待ちしております!

ひとまず、今年も遊びに来てくれた皆様ありがとうございました!
例年以上に緩やかで充実した日々を送れたと感じています。
ひとえに紳士淑女の皆様のおかげ。感謝ばかりです!!
また来年もお待ちしていますね。

ではではまた〜。




by yakuumi | 2018-11-16 23:09 | 一湊タンク下
2018年 11月 12日

クストー 氏に会って、フリソデエビは麻酔針でドライスーツを新調。

11月11日(日)
タンク下 / 尾之間
東の風・波1,5m
水温23,7℃ 透明度15-20m

ブログをサボったせいでタイトルに無理が出た(笑)

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ジャン・ミッシェル・クストー 氏とお会いして来ました。
スキューバダイビングの開祖であるクストー氏の息子さんです。
80歳でも現役ダイバーでした。
詳しいことはそのうちアップされるのでまたその時に。
この歳でこんなにも海が好きで、こんなにも熱い人を見たことがありません。
海洋環境の保護について語る姿はもはや神々しかったです。
お会いできて良かった。
一緒に潜れて幸せだったなぁ。
あっフィジーです。

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今後の北の旅に向けてドライを新調しました。
長明さんに「至ドライに会わないね。」と
言われ悔しかったので、誰が着てもカッコ良く見える
ゼロ社のラジアルドライスーツを選びました。
う〜んいいなぁ。ひょっとしたら○○さんより似合うかも!(笑)
フォロントファスナーなのでこれで1人でも楽々潜れる。
今までS字フックが相棒だったからなぁ。

もう気分があちこちに飛んでるけど、ダイビング業もあと一仕事。
しっかりリサーチもしております。
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フリソデエをよく見かける季節になりました。
写真は逃亡するジュズベリヒトデとそれを追いかけるフリソデエビ。
フリソデエビにはヒトデを生かしたまま確保しておくための麻酔針りの
ようなものがあるはずです。
科学的根拠は聞いたことはありませんが。。。
以前見たルソンヒトデ(全身柔らかい)はフリソデエビの胸脚にあるだろう麻酔針に
チクっとされると、プックリ膨らんで動かなくなっていました。
しかし今回の獲物はちょっと違うようでした。
ジュズベリヒトデは表皮が硬いので大変です。
菅足のある裏側の部分に対して何かをしていたので、きっと裏から攻めていたのでしょう。
一本一本全ての足に順番に麻酔をしていきます。それを何度も繰り返しているようでした。
しかし翌日行ってみると、人ではまんまと脱走していた!
それが上の図。
ヒトデには悪いけど、逃げられると困るので元の場所に戻ってもらった(笑)
本当に麻酔作用があるのかなぁ。ヒトデによって耐性があったりするんだろうな。
それに今回オスは全然働いていなかったのも気になった。
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足を持ち上げてチクリ?(お腹に卵が見えるのでメス)

そんなこんなでフリソデエビ観察が楽しい今日この頃でした。
フリソデエビの毒(麻酔?)について誰か詳細に調べてないかなぁ。
どんな構造があって、どんな作用があるのか、気になるなぁ。











by yakuumi | 2018-11-12 09:23 | 一湊タンク下