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屋久島ダイビング日記

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2019年 11月 30日

ウミガメの生態と放流について思うこと 〜2020年の営業のお知らせ〜 

2019年11月30日
小雨 北東風・波1.5m
水温23℃? 透明度20-25m

今年も残すところあと1ヶ月です。
気になる?来年の営業は以下となります。

2020年度の営業期間
4月18日(土)-11月15日(日)

今年はなんだかんだで予定より早く始め、
終わりもノビノビになってしまったので
少し伸ばしました(笑)

-オススメ-
4月末−5月末 
コブシメの産卵、春のタイドプール(美しい)、海藻

6月-7月
多くの生き物の繁殖期のピーク
サンゴの産卵、アカウミガメ、ジョーフィッシュ、テグリ類など

7.8.9月
文句なしの黒潮どかーん!
とにかく気持ちいい!
何してもOK。

10.11月
黒潮が不安定になりだすも、
台風も少なく海は安定して良い。

※受け入れ人数が少ないため団体さまはお早めの予約をお願いします!
※来年も口永良部、硫黄島を中心に遠征も行います!
4名いて海が凪ていれば負担が少なく行けます!


ウミガメの生態と放流について思うこと 〜2020年の営業のお知らせ〜 _b0186442_21180308.jpg
タイマイ
屋久島にいついて4年目になるタイマイ!
年々見かける頻度と距離感が縮まってきて最近では
ついに慣れたネコレベルの距離感になった。

このタイマイはもともとは名古屋港水族館で生まれ
八重山諸島の黒島で放流されたものだ。
詳細は以下に載ってます。


何も目的がなかったのでのんびりとカメを追い続けること40分。
一度も息継ぎをせずずっとタンク下を徘徊していた。
そして大好物のナガレハナサンゴをゴリゴリ食べ歩く。
2箇所目のナガレハナサンゴを食べ終えて向かう先は、、、
なんか嫌な予感。
いつもエビがワサワサ乗るお気に入りの小さなナガレハナサンゴへ!
そしてゴリゴリ。。。
ひ〜、、、。

ウミガメの生態と放流について思うこと 〜2020年の営業のお知らせ〜 _b0186442_21180418.jpg
10年前はこぶしくらいの大きさだった群体が随分と成長した。
けど。
ウミガメの生態と放流について思うこと 〜2020年の営業のお知らせ〜 _b0186442_21180382.jpg
ひえ〜。。。

ウミガメの生態と放流について思うこと 〜2020年の営業のお知らせ〜 _b0186442_21180411.jpg
その後も留まる事を知らないタイマイ君。
壁をかじり始めた!

ウミガメの生態と放流について思うこと 〜2020年の営業のお知らせ〜 _b0186442_21180463.jpg
黄色いカイメンにかぶりついた!
そしてよっぽど美味しいのかずっと貪っていた。

屋久島ではこうしてじっくりとタイマイを観察することが
できなかったので嬉しい。
でもなんだか釈然としない思いもあった。
それはこういうことだと思う。

基本的に屋久島ではタイマイはすごく珍しいし
いても全く寄れない。
もともと熱帯地方に多いカメだから屋久島はまだ快適な
生息環境ではないのだろう。
でもなぜかこの子は屋久島を気に入ってしまった。
ここが野生動物と、飼育された生き物の大きな差だと思う。
自分がどこにいるべきなのかわからないのだろう。
どんなに野生に近い環境で育てたとしても、飼育された生き物は
野生動物とは根本的に異なる生き物だ。
何か感じた違和感はそこだろう。

”大規模な脱走は、それらと天然魚が、限られた空間と食料を取りあうことを意味する。
スコットランドの川で釣りあげられた脱走魚の胃の中に、サーモンの卵や稚魚が見つかることがある。つまり脱走サーモンは天然サーモンを捕食しているのだ。両者の交配も、望ましくない。1991年、英国サーモン諮問委員会は、両者の交配は環境への適応能力の低い子孫をもたらす恐れがあると述べた。天然魚は遺伝的に環境に適応しているが、養殖サーモンの遺伝子が混ざると、その強健さが損なわれる可能性がある。1999年、スコットランド環境保護省は、このような「遺伝子の汚染」を「現実に起きている危険」として認識すべきだと明言した。(『ファーマゲドン』より抜粋)”


「魚の養殖」が増えるほど、天然魚が減る矛盾

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO82827310V00C15A2000000/

一部の海外では養殖魚が逃げたら、養殖業者は厳しい処罰を受けることになっている。
これは養殖された魚は、野生の魚とは異なるものであるという認識があるからだ。
そういった魚が、野生の種と交配することもかなり問題視されている。
そういえばサケを放流すればするほどサケは減るという記事も
どこかで読んだことがある。それが本当かどうかは今の僕にはわからない。
でも人間は自然を操ることはできない。それだけは確信がある。
何かの生き物や自然環境を守りたい場合、人間にできる1番の最善策は
見守ることだと思う。
ついつい、手を出してしまいたくなるのが人情。
でもそれは長い目で見たときに決して野生動物のためにはならない
という事を知っておかなくてはならない。



ではでは。。。




by yakuumi | 2019-11-30 22:37 | 一湊タンク下
2019年 11月 26日

大隅諸島・黒島の海 -サンゴ調査より-

黒島
2019年11月22日
雨 東風・波3m?
水温24℃ 透明度25-30m

本日26日。屋久島での今年の営業を終えました!
今年も無事に終われてホッとしています。
楽しむのはもちろん当たり前なので
名目はやはり安全第一ですかね。
今年は特にそう思うことが多い年だった。
これからも安全第一で潜りましょう。

来年についてはまたアナウンスしますが
GW-11月まではオープンしています!

さてちょっと戻ってサンゴ調査の黒島編。
朝からちょっぴりバットな体内コンディションに加えて
荒ぶる海、、、。
これは台風ですか!!?
と道中思うほど。
ダイビングは風裏だしみんなプロなので
問題ないけど、道中の船は凄かった。
久しぶりにちょっと酔った(笑)
そんな海だったのでサンゴ調査一本して撤収〜。
大隅諸島・黒島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_20334163.jpg
黒島の海は竹島、硫黄島よりも2度ほど水温が高く24度あった!
ここには黒潮がいるのね。
調査地はこの10年ほど変化のない殺風景な場所。
今後数十年おそらく変化は少ないだろうと思わせる場所でもある。
適当でもこんな予測をしておくことが、観察においては大事なことだ。

大隅諸島・黒島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_20334121.jpg
浅瀬では小さなギンガメアジとギンユゴイが群れていた。
海全体から手付かずの大自然をヒシヒシと感じる。
ほんとどこからもアクセスし辛い島なんですね。

大隅諸島・黒島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_20334118.jpg
コガシラベラの産卵を背景に繰り広げられる
ムラサキコモンサンゴとキクメイシの仲間の戦い。


大隅諸島・黒島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_20334100.jpg
ムラサキコモンサンゴとウメイロモドキ
癖でついつい絵になる物を撮ってしまう。。。
サンゴ調査だから絵は関係ないんだけど。。。

大隅諸島・黒島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_20334225.jpg
被覆状サンゴに囲まれるキクメイシの仲間
と、ニザダイ!

大隅諸島・黒島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_20334203.jpg
テーブル状のミドリイシの仲間。
と、ウメイロモドキ。

殺風景な場所でもその土地らしさを取り込むことで
ギュンと絵になる。気がする!
ではでは〜。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2年ぶり2回目となる
「期間限定オリジナルプリント販売」です!
詳しくはリンクからどーぞ。
かなりいい感じに仕上がってきましたよ。


by yakuumi | 2019-11-26 20:57 | モニ1000
2019年 11月 23日

大隅諸島・硫黄島の海 -サンゴ調査より-

硫黄島
2019年11月21-22日
雨 東風・波3m
水温22.5℃ 透明度1-25m

今年も三島のサンゴ調査にやって来ました。
モニ1000と呼ばれる100年間継続される公の調査です。
三島(みしま)は竹島・硫黄島・黒島の三島のことを言います。
いつもまとめて紹介してしまうので今回は島ごとに分けて写真多めでご紹介。
大隅諸島・硫黄島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_19301682.jpg
今日は硫黄島編!
鬼ヶ島と言われるほどに猛々しい雰囲気で人を寄せ付けません。
2週間くらい前に噴火して話題になったかな。
ちなみに一番有名な激戦地となった硫黄島ではありません。
わかりやすい表現ではこっちは薩摩硫黄島。
山の中腹や山頂からは常に硫黄が噴き出していて植生も薄い。
なんとも荒々しい雰囲気。


大隅諸島・硫黄島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_19415962.jpg
こちらもサンゴは例年並み、というか元気一杯。
あちこちでサンゴの争いが勃発していた。
ムラサキコモンサンゴがエダサンゴを飲み込んでいた!!
さらに次のエダサンゴへと忍び寄る、、、。

大隅諸島・硫黄島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_19415848.jpg
同じサンゴ群体の別の部分では別のサンゴを襲っていた。
まるで押し寄せる津波のよう。

大隅諸島・硫黄島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_19415800.jpg
こちらも同じサンゴ群体の中腹。
こんな枝状に伸びるサンゴではないので何かを被覆して
結果としてエダサンゴのような形になったと思われる。
このムラサキコモンサンゴにはカンザシヤドカリやイバラカンザシも
付きやすくこのサンゴ一つだけでも十分に楽しい観察ができる。
大きな自然環境を理解する上でも、こうしたマクロ的な生き物たちの
関わりあいを理解することも大事だと思う。

大隅諸島・硫黄島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_19301592.jpg
こちらもせめぎ合うサンゴ。
白い部分は病気なのかストレスなのか気になるところ。

大隅諸島・硫黄島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_19415842.jpg
これはホワイトシンドロームと呼ばれるサンゴの病気。
細菌によるサンゴの侵食であるとされている。
写真左側は死んで藍藻類に覆われている。右はまだ健全なサンゴ。

大隅諸島・硫黄島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_19301517.jpg
硫黄島は竹島と同じくは鬼界カルデラの外輪山にあたり
急峻な地形となっている。少し沖へ出るとグングンと深くなる。
ピグミーのつく立派なウチワが並んでいた。
これもサンゴの仲間(八放サンゴ)ではあるが、
上記の造礁サンゴとは性質と構造がちょっと違う。

大隅諸島・硫黄島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_19415874.jpg
強風の中ドローン撮影
山の上に出た途端ドローンがフリーズ!!!
帰ってこないかと思った(笑)
なんで空撮をイマイチ堪能できなかった。
硫黄島の特徴は何と言ってもこの海の赤さ!
温泉水が湧き出して水酸化鉄になることでこの色になるのだとか。

大隅諸島・硫黄島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_20390975.jpg
硫黄島港の入り口。
風向きによって毎日表情が変わる。
今日は風に押しとどめられて境界線がはっきりしていた!

大隅諸島・硫黄島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_19415821.jpg
綺麗だけど、流石に潜る気になれない。。。
透明度2mmくらいじゃないかな。。。

大隅諸島・硫黄島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_19415816.jpg
こちらは日本の秘湯ランキング2位に輝いたという
東温泉、酸度2のウルトラ渋い温泉。
ここで呑む温泉ビールが幸せ。

大隅諸島・硫黄島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_19301538.jpg
翌日の朝一でその辺りに潜ってみた。
硫黄のモワモワは海水より重いようで下へ下へと流れていた。

大隅諸島・硫黄島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_19301555.jpg
近くの岩は酸化鉄の泥を被ってこんな状態。
でも栄養はありそう。

大隅諸島・硫黄島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_19301553.jpg
イボヤギと硫黄水!

大隅諸島・硫黄島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_19523498.jpg
ツバメウオと!

大隅諸島・硫黄島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_19301532.jpg
ダイバーと硫黄水!
色の濃いエリアでは水面近くに溜まっていた。
潜り方は難しいけど、かなりエキサイティングなこと間違いなし!


大隅諸島・硫黄島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_19301630.jpg
インドオキアジ!
これまた嬉しい〜!!
屋久島では見たことないアジ!!
これ密かに見たかったの(笑)


ここから海が牙を剥き始める、、、。



2年ぶり2回目となる
「期間限定オリジナルプリント販売」です!
詳しくはリンクからどーぞ。
かなりいい感じに仕上がってきましたよ。



by yakuumi | 2019-11-23 20:55 | モニ1000
2019年 11月 22日

大隅諸島・竹島の海 -サンゴ調査より-

竹島
2019年11月21日
晴れ 東風・波2-3m
水温22.5℃ 透明度20m

今年も三島のサンゴ調査にやって来ました。
モニ1000と呼ばれる100年間継続される公の調査です。
三島(みしま)は竹島・硫黄島・黒島の三島のことを言います。
いつもまとめて紹介してしまうので今回は島ごとに分けて
写真多めでご紹介。

大隅諸島・竹島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_21382006.jpg
鬼界カルデラの外輪山に当たる竹島の威容。

屋久島から1時間30分ほど北へ。
水温は屋久島より2度ほど低く22度ちょい。
生物の分布境界線がこの両島の間に引かれている。
黒潮によって南北に大きな差がある。

大隅諸島・竹島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_21382052.jpg
コモンサンゴと共生(あるいは寄生)するイバラカンザシ
夜はなぜイバラカンザシは色とりどりなのか!?
の話題で盛り上がった。
気になった人は理由を考えていつか教えてください!

大隅諸島・竹島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_21382055.jpg
サンゴの隙間にはシアノバクテリア(藍藻)が目立った。
紫色のフワフワしたやつ。
思い返すとこのポイントは毎年沢山ある。
藍藻類って実に地味な存在だけど
地球上の約20%に相当する酸素を作り出しているらしい。
サンゴ調査だけどこいうった周りの動植物の調査も大事だと思う。

大隅諸島・竹島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_21382040.jpg
オオハナガタサンゴと色んなサンゴ
一見岩のように見えるサンゴだけど
よく観察すると熾烈な生存競争が繰り広げられている。
崩壊したオオハナガタサンゴの中心部に
数種類のサンゴや海藻が芽吹き始め、場所取り合戦をしている。


大隅諸島・竹島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_22021369.jpg
ハマサンゴの仲間(右)を襲うウネリスリバチサンゴ
ここでも静かなる戦いが繰り広げられていた。

大隅諸島・竹島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_21382058.jpg
スリバチカイメン
真ん中にコブシ大の石ころが入っていた。
時化で中に入ってしまったのだろうけど、
半分は海面の組織に埋もれていた。


大隅諸島・竹島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_21382002.jpg
ブダイの食痕のあるミドリイシの仲間。
サンゴは多くの生き物にとっての大事な隠れ家であり
食料でもある。
ブダイがガリガリと食べているのは
サンゴの骨格ではなく、サンゴ個虫とその中に含まれる褐虫藻。
おそらく藻類がメインだろう。つまり海藻を食べる温帯のブダイと
本質的には同じ。

大隅諸島・竹島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_21382189.jpg
他のポイントでは生物メインの調査もできること。
ここはサンゴもソフトコーラルも魚影も濃かった。
コガネスズメダイの量が半端じゃない!

大隅諸島・竹島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_21382197.jpg
イソマグロ
去年は50匹以上いたけど今年は10匹。
代わりに太いクエがいた。そっちの方が興奮したけど
寄せてもらえず。


大隅諸島・竹島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_21484927.jpg
ヒレナガカンパチ

大隅諸島・竹島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_21484953.jpg
クサヤモロ
これが何気に嬉しい写真。
まともに撮れたことがなかったからなぁ。
アップでの撮影もできた。
ムロアジに似ているけど尾びれが黄色いし
青っぽい縦帯もあるからクサヤモロだろう。

大隅諸島・竹島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_21484915.jpg
竹島の景色
ソフトコーラルとイボヤギとテーブルサンゴ
大隅諸島・竹島の海 -サンゴ調査より-_b0186442_21382149.jpg
安全停止中はやっぱりサンゴを撮影してしまう。
今年は全国的にサンゴは健全に成長をしているらしい。
竹島も例年通りだった。

ではでは。



by yakuumi | 2019-11-22 22:44 | モニ1000
2019年 11月 18日

泳ぐニセゴイシウツボ!

2019年11月17日
晴れ 北西風・波1.5m
水温24℃ 透明度20m
泳ぐニセゴイシウツボ!_b0186442_08285296.jpg
今年の営業もほぼおしまい!
最後は鹿児島から「薩摩のこうじ!&たまちゃん」率いる
コンディション良くベストな晩秋の海を見てもらえたかな。
また鹿児島にも遊びに行くねー!!

昨日は屋久島をそろそろ離れるヨーダと屋久島最後の?ダイビング。
これまた信じられないほどコンディションが良かった。
毎年この時期は気候の変化と戦いながらのダイビングなのに
今年は真夏のように快適に潜れている。こんなこともあるもんだ。

泳ぐニセゴイシウツボ!_b0186442_08285333.jpg
泳ぐニセゴイシウツボ
今日も陽気に誘われて家の前の海でチャプチャプ。
そしたら巨大なニセゴイシウツボがサンゴの上を泳いでいて
グングン近づいてきた!
おとなしいウツボだけど流石にちょっとだけ怖かった(笑)

泳ぐニセゴイシウツボ!_b0186442_08285382.jpg
なんでこんな浅瀬を泳いでいたのか不思議だったけど、
最終的には近くの岩のくぼみにおさまった。

この巨大なウツボ外人ダイバーに見せたら
喜びそうだなー(笑)

ではでは〜。
泳ぐニセゴイシウツボ!_b0186442_08285391.jpg
そうだサービスカット
さるさるさるさる
うるさい子がいたから(笑)



by yakuumi | 2019-11-18 08:45 | 志戸子
2019年 11月 11日

アカオビハナダイがケラマハナダイに求愛!

2019年11月11日
晴れ 北西風・波2m
水温25℃ 透明度5-30m

今日は久しぶりに時化。
夕方にギリギリでタンク下に潜れました。
アカオビハナダイをちゃんと撮影しておこうと。
日中明るい屋久島では真っ白なアカオビだけど、
求愛なら色も濃くなるだろうと予想して行ったら見事にアカオビに変身!!
ケラマハナダイとフタイロハナゴイとカシワハナダイに
混じってグイグイ求愛していた。
お相手は予想通りケラマハナダイ。
本来アカオビハナダイは朝に産卵するんだけど
流石に場の空気に流されたのか、必死に求愛や
多種のオスと喧嘩していた。
随分粘ったけど産卵自体は見れず。
なんかやっぱり違ったのだろうか(笑)
この辺が生態観察の面白いところ。

アカオビハナダイがケラマハナダイに求愛!_b0186442_20110164.jpg
アカオビハナダイの婚姻色

アカオビハナダイがケラマハナダイに求愛!_b0186442_20110258.jpg
ケラマハナダイ雌に求愛するアカオビハナダイ雄

アカオビハナダイがケラマハナダイに求愛!_b0186442_20110154.jpg
普段は色が薄いアカオビハナダイ雄
アカオビハナダイがケラマハナダイに求愛!_b0186442_20110124.jpg
ケラマハナダイ雄の求愛(絶頂)
ケラマハナダイは通常色の方が純白で美しい。。。
頑張ってるんだけど、、、なんか違うんだよなぁ(笑)

アカオビハナダイがケラマハナダイに求愛!_b0186442_20110207.jpg
フタイロハナゴイ雄の求愛
背ビレのボンボン(第一棘と第二棘)をフリフリしながらブルブル!

アカオビハナダイがケラマハナダイに求愛!_b0186442_20110248.jpg
カシワハナダイ雄の求愛
尾ビレの朱色が美しい!

ではでは〜!


by yakuumi | 2019-11-11 20:25 | ゼロ戦・漁礁
2019年 11月 11日

終わらない秋晴れ!〜初確認!アカオビハナダイ!!〜

2019年10日
晴れ 北風・波1.5m
水温25.2℃ 透明度20-30m

この2日間もベストコンディションでした。
こんなに平和な秋は初めてかも。

毎年この時期にやってくる元気なおねーさまがた。
今年も皆さまでやってきたけど、なぜか水中はマンツーマン!

僕よりも経験豊富なおねーさまなので
僕もほとんど遊んでました(笑)

終わらない秋晴れ!〜初確認!アカオビハナダイ!!〜_b0186442_10485079.jpg
おねーさまとイソマグロ

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イソマグロと!

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花崗岩の岩とキビナゴとおねーたま

珍しい魚だけではなく、
海そのもの、屋久島らしい海の水を案内したいと
常々思っています。

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アオウミガメとタイマイのハイブリット!
今年2度目の遭遇!
このへんにいてくれたんだ。
ウミガメずきにはたまらない出会い。

終わらない秋晴れ!〜初確認!アカオビハナダイ!!〜_b0186442_10485045.jpg
船長がカツオとクロマグロ?釣ってた!
良い潮が来てるんだなー。

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ニザダイとおねーたま
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シワヤハズとクマノミ
屋久島の秋から冬の風物詩。
この光景を見ると心が安らぐ。


終わらない秋晴れ!〜初確認!アカオビハナダイ!!〜_b0186442_11315254.jpg
晴美さんとアカオビハナダイ!
ケラマハナダイとカシワハナダイに紛れて
なんか変なのがいる!と思ったら
まさかのアカオビ!!!
すぐ北の錦江湾であれだけ群れているのに
屋久島には1匹たりとも存在しない。
それこそが屋久島の海の特異性の一つでも
あるんだけど出ちゃった。。。
1匹だしなんか色白だけど
紛れもなくアカオビハナダイ!!!
決してネタにはならないけど、
こういう発見が凄い嬉しい(笑)
実は1ヶ月くらい前からいるんだけど
写真を撮る機会がなかったから
おねーたまのカメラを奪って撮影しちゃった。

2日間有難うございましたー!!



by yakuumi | 2019-11-11 11:35 | 西部
2019年 11月 08日

晩秋の屋久島の海

2019年11月8日
晴れ 北風・波1.5m
水温25-26℃ 透明度30m
晩秋の屋久島の海_b0186442_19434648.jpg
ニセゴイシウツボとダイバー

なんて素晴らしい陽気でしょうか。
10月末からずっと穏やかな日々が続いている。
今日は晴天で風も弱く海は青く、これ以上ないほどの
体験ダイビング日和。
元浦は透明度10mもなかったけど
タンク下は30mくらい見えていた。

海は着実に変わってきていて、海底ではシワヤハズがモコモコと
森の様に広がっている。
この時期ならではの斜光も美しく
極上の景観を作り出していた。
こんな海を見てもらえると、僕も幸せな気分になります。

ウミガメには会えなかったけど
巨大なニセゴイシウツボやコブシメなんかも
見れたし良かった良かった。

晩秋の屋久島の海_b0186442_19434632.jpg
クマノミと〜。

晩秋の屋久島の海_b0186442_19434649.jpg
ウスサザナミサンゴ群落
晩秋の屋久島の海_b0186442_19434696.jpg
オオハナガタサンゴ群落

1本目のダイビングでじっくり慣れてもらったら、
2本目には自分たちの肺呼吸だけで
うまく浮力がとれていた。
すごいセンスがいなぁ。
初体験ダイビングだったけど危うくライセンス
発行しそうだった(笑)

晩秋の屋久島の海_b0186442_19434660.jpg
夕方には一路少年とイカ釣り

カメを眺めて終わりましたとさ。
あ〜なんて平和で良い島だろうか。

ぽくぽく。



by yakuumi | 2019-11-08 20:01 | 一湊タンク下
2019年 11月 07日

種子島・サンゴ調査〜10年間のサンゴの変遷〜

2019年11月6日
晴れ 北東風・波1.5m
水温24.5℃ 透明度20-30m

この10年で一番暇な夏が終わって、
この10年で一番忙しい秋が終わろとしています。
おかげでブログも全然更新できず。
でも、多くの方にコンディションの良い屋久島の
海をご案内できたかな!?

昨日まで2日間種子島にてサンゴ調査を行ってきました。
毎年恒例のモニタリング1000という国家事業の一環。
気がつくと今年で10年。
サンゴはどう移り変わっただろうか。

結果から言えば、大した変化はなし。
サンゴが健全だった場所は健全なままで、
壊れてしまった場所は壊れたまま。
壊れたサンゴ群落が10年経っても回復しないのは
フェーズシフト(生態系の相転移)が起こり、
元に戻れない環境が保たれているからだろう。

13-14年前に立派なエダサンゴの群落があった
住吉と馬毛島は壊滅状態になってからは
海藻が地味に変遷を繰り返している状態だ。
この様子だと当面サンゴの回復は見込めない。

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住吉のサンゴとカゴカキダイ
サンゴも多少はある。
そして種子島は屋久島よりも水温が1度以上低く、
動植物も温帯色が強い。
カゴカキダイが普通にいる!

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サンゴ群落の跡
紅藻、緑藻、藍藻などのいずれかが
年によって繁茂する。
こちしはシワヤハズ(褐藻)が目立った。
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ショウガサンゴの白化
今年一番気になった。
白化するほどの高水温にならなかったはずなのに
住吉のショウガサンゴだけが白化していた。
よく見ると、サンゴの根元から白化が進んでいる所からも
水温が原因ではな位だろう。
病気でもなく、海藻の勢力に押された様にも思える。。。


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浦田のイタアナサンゴモドキとハナヤサイサンゴ
ここ浦田のサンゴは相変わらずに健全。

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スリバチサンゴの仲間?

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ブダイ類の食痕
サンゴそのものではなく、
サンゴに共生している藻類が餌となる。

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馬毛島のサンゴガレ場

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10年前の馬毛島の光景。
全くと言っていいほど変化なし!
昨日撮った写真みたい。

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遠野崎
調査終了後は馬毛島きってのドリフトポイント!
「1ノットくらいな〜」と船長に言われて飛び込んだら
2ノットはありそうな大激流!!
ドライ組は根の裏に回り込むのに必死だったらしい(笑)
メジナの恐ろしいほどの群れとニザダイの群れ。
最高に楽しかったけど、
穏やかな時にもう一度潜りたい。

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流れが強すぎて根の裏から全く出れず!

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門倉岬近くより見る種子島ロケットセンター。
海も陸もこの10年で一番平和だった(笑)

さて今年もあと少し、
屋久島で張り切って潜りますか。




by yakuumi | 2019-11-07 20:54 | モニ1000