2009年 08月 01日
【ポイント】 一湊タンク下 【 天気 】 曇り 【 水温 】 28℃ 【透明度 】 25~30m 【 潮 】 若潮 ヤツシハゼ属の1種(6) シマオリハゼも綺麗だけどこのヤツシハゼ属の1種も凄い綺麗!!良く見ると実に繊細な模様と色合いをしています。ニセオニテッポウエビと共生していました。 今日も海は穏やかでした。天気は曇りがちでしたが陽射しが弱い分過ごしやすく快適なダイビングができました。透明度は昨日よりやや悪く20m程度、でも水温は28℃と変わりなく温かかったです。 アラレフグ / コロダイ幼魚かな? アラレフグはテーブルサンゴの下でジッとしていたのでゆっくり近づいて長いこと観察させてもらいました。ホンソメワケベラにクリーニングされているときの気持ち良さそうな顔が微笑ましかった。 残タンで潜った元浦では初めて見るツチホゼリがヒット!唇に縫ったような模様がある面白い魚です。あとはシロオビハゼや写真の極小サイズのコロダイ(3~4mm)なんかが見れました。 屋久島ダイビングライフ 【Home】 #
by yakuumi
| 2009-08-01 21:47
| 一湊タンク下
2009年 07月 31日
【ポイント】 お宮前 / ゼロ戦 【 天気 】 晴れ 【 水温 】 28℃ 【透明度 】 25~30m 【 潮 】 長潮 ウロコマツカサ 1週間くらい前からゼロ戦の周りに群がる小魚の量がハンパじゃな!!群れすぎていてゼロ戦が外からは確認できないほどだ。見ている分には楽しかったけど写真を撮るのには大変そうだった。ホワイトソックスやアカシマシラヒゲエビを撮るにはまず小魚を脅かして散らしてからじゃないとダメ。とにかく凄い密度だ!!その代わりに漁礁に群れていた小魚たちは寂しいばかりに減少している。これって移動したのだろうか?漁礁の小魚たちは5月の中ごろに爆発的に増殖して一時は漁礁を覆い尽くしていたが今ではそれが懐かしい。漁礁での魚の密度が減るに従い身の危険を感じた小魚たちがゼロ戦まで移動した??ん~どうでしょう。まあいずれにしても今ゼロ戦で群れている小魚たち(大半がクロホシイシモチ)もどんどん少なくなっていくことだろう。 なぜならゼロ戦の周りには何十匹のエソ達がロケット発射台を彷彿させる姿で砂地にうずくまっていた。 今日は時より晴れ間が射し込んだものの基本的には曇り。でも海の中は青い!!透明度は30mくらいかな。水温も安定して28℃あったので実に快適な海だった。 屋久島ダイビングライフ 【Home】 #
by yakuumi
| 2009-07-31 21:38
| ゼロ戦・漁礁
2009年 07月 30日
【ポイント】 元浦 / 一湊タンク下 【 天気 】 晴れ 【 水温 】 27~28℃ 【透明度 】 20~25m 【 潮 】 小潮③ ナンヨウツバメウオ 昨日も更新をサボってしまった。理由はもちろん飲みのお誘い、、、。すいません(泣) でももう昨日のことは忘れましょう!いい海でした。 さて今日は久しぶりの晴れ!!皆既日蝕以来ウダウダした天気が続いていたけど今日は終日晴れで海がキラキラしていました。そんななか全員男の野郎組みで体験&ファンダイブ!!女の子とキャピキャピ潜るのも楽しいけど(笑)野郎だけでワイワイ潜るもの楽しいですね! 体験ダイビングは一人がなんと水恐怖症!!なんじゃそりゃ!?なんでダイビングするんだろう。そして僕がそれを知ったのは海に入ってから!お願いだからもっと早く教えてください!!それでも何とか海に潜っていろんなお魚達を見て上がって来ると、開口一番に「生きて帰ってきた~!!」ええ~そんな命がけで潜ってたんですか!?(もちろん安全第一で潜りました)そしていや~興奮した~エキサイティングだわ~とアドレナリンが出まっくっているご様子(笑)最終的には今までの海遊びの中で一番楽しかったよ~、とのお言葉をもらったので一安心ですが、ちょっとビックリしました。 写真はタンク下で3日ほど前から継続して見られているナンヨウツバメウオの幼魚。水面近くを漂う枯葉のようでした。 コガラシエビ / ビシャモンエビ コガラシエビは人生2度目の出会い!初めて会ったのは7~8年前の大瀬崎外海。先輩の東さんが案内してくれて見せてもらったけどその時はふ~んとしか思わなかった。でもなんで覚えているかといえば東さんがクエストに「うんこレア!!」と書いたから。う、うんこレア!!? そりゃ~凄いに違いない!!と必死で見たことを今さっき思い出しました。。。確かに大瀬では激レアに違いない、それでも、うんこレアっていまだかつてない斬新な表現ですね。取り入れようかな(笑) ちなみに屋久島では見る機会は少ないけどそこそこの数はいるようです。ビシャモンエビも屋久島では初めて見たけどこいつは伊豆にいるビシャモンとは違う種類じゃないか、と思うほど厳つかった。 屋久島ダイビングライフ 【Home】 #
by yakuumi
| 2009-07-30 20:22
| 一湊タンク下
2009年 07月 28日
【ポイント】 一湊タンク下 【 天気 】 曇り 【 水温 】 27~28℃ 【透明度 】 20m 【 潮 】 小潮① シマオリハゼ メインポイントの一湊タンク下は一昔前まではサラッサラの砂地だったらしいのだが近年泥化が進んでいるんじゃないかと言われている。そういわれて海を良く見渡してみるとタンク下の防波堤付近だけ砂質が他と違う。防波堤ができたのが40年くらい前?戦後と聞いている。泥化の原因があるならばほぼ間違いなくこの防波堤だろう。それから徐々に泥が堆積していると想像することができる。 泥化なんて聞くとえ~、、、。と思ってしまうのが普通だろうけどちょっと怪しいダイバー達にとっては泥こそダイビングの醍醐味の一つだ、くらいに思っているはずだ。そしてもちろん僕もその一人で人為的な影響で海が変わるのは嫌だけどタンク下の泥化を密かに喜んでいる節もある。。。少し前になるけどジュウイチトゲコブシガニの抜け殻まであったほどだ!甲殻類好きにはたまらない発見である。その他インドアカタチなんかも見られたし、ヤツシハゼ属の1種は良く見られる。写真のシマオリハゼもその一つだ。 屋久島は島がまん丸いから泥地はほぼないに等しい。あるとしたら漁港くらいだ。しかし漁港に潜るのはなかなか難しい。だからタンク下の微妙な砂泥は泥地に棲む生物達にとってのちょっとしたオアシスなのかもしれない。 あっ今日は元浦での体験ダイビングでした~。 屋久島ダイビングライフ 【Home】 #
by yakuumi
| 2009-07-28 16:35
| 一湊タンク下
2009年 07月 27日
【ポイント】 一湊タンク下 / ゼロ戦 【 天気 】 曇り 【 水温 】 26~28℃ 【透明度 】 20m 【 潮 】 中潮④ カエルアマダイ(ジョーフィッシュ) 遂にハッチアウト!!やっと見れた~!!! 今日はまさかの4時起き!!4時起きなんて縄文杉を見に行く酔狂な人々のやることだ、とばかり思っていたけど起きてしまった。 辺りは真っ暗。天気が良いのか星空がきれいに見えている。遠くから鶏の鳴き声が聞こえてくるので夜明けが近いことは分かる。でも辺りはまだ真っ暗。これを果して早朝ダイブと呼んでいいものか。 夜明け頃ハッチアウトするらしいジョー君のために今日は頑張った。だってどうしても見たい!!そして撮りたい!!ジョーのハッチアウトを撮るじょ~っ!!と朝から心の中で寒いギャグで盛り上がる。。。ちなみに夜明けは今日の夜明けは5時30分頃。 ジョーの下にたどり着いたのは4時50分。巣穴は小石で蓋がされていたものの下からは辺りの様子を伺うジョーが確認できた。程なくして顔を覗かせた。 見守ること15分。辺りはほんのり明るくなり始めていた。観察を続けるも普段と変わりはなくちょっと不安になる。そして嫌なことに浮遊している餌?を食べはじめた!ああ、、こりゃダメだ。。。 そう思った頃に巣穴の奥に隠されている卵を咥えた!! それからは早かった。卵を口の外に出したり戻したりを数回繰り返すといよいよハッチアウト!時間は5時10分。巣穴から体をにゅ~っと乗り出して「ぶわ~」「ぶわ~」って子等を大海へ解き放つ。 なんとも感動的なシーンだ。いったいこの瞬間を見るためにどれくらいジョーを観察してきたことか。下調べも結構行ったのでほとんどは予定通りだったけど一つ誤算があった。それは体をにゅ~っと巣穴から乗り出すこと。これは、、、酷い!!いつも顔だけしか出してないくせに~!!お陰で上手く写真に切りとれなかった。悔しい~。 でもこれだけ見事なハッチアウトが見れたので大満足だ!!ハッチアウトは時間にして1分程度一瞬のドラマだったけど、これだけで2,3日はルンルンで暮らせそうなくらい感動的だった!いや~良かった。ハッチアウトを終えた頃には卵を包んでいた皮だけが残った。また近くにはメスと思われる個体もいた。まだ産卵行われるかな~?またみた~い!!結局ハッチアウトをみてもジョーからは眼が離せない。 気が付くとあたりは随分と明るくなっていて、そのまま水中で夜明けを迎えた。ただでさえ気持ちのいい朝日が今日は格段に気持ちよかった。海って良いな~。 で、長~い早朝ダイブを終えてからいつもと同じ一日が始まった。 屋久島ダイビングライフ 【Home】 #
by yakuumi
| 2009-07-27 21:20
| 一湊タンク下
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アバウト
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