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屋久島ダイビング日記

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2021年 10月 30日

あなたは誰?地味な探索が止まらない!

11月29日(金) 曇り/晴れ
北東の風9-3m 波2,5m
水温26-27℃  透明度30m

ワクチン二回目を無事に終えて復活しました。
海は一進一退。
黒潮が去ったと思ったらまた接岸。
なんだか青くていい感じ。
でも今日のゲストは陸上の寒さに負けて午前で終了。
もうそんな季節です。

さて昨日見かけたタカサゴの仲間が気になって
撮影してきました。
誰も見たいなんて言わないのは知ってるんだけど
気になってしょうがない。
ここのポイントは地味に熱いんだよなぁ。
アルファスズメダイの成魚が2個体。
スミレナガハナダイのモラトリアム個体
(オスの体色になりきれてないオス)
希少なミズタマサンゴの大きな群体など。
やっぱ地味だ(笑)

あなたは誰?地味な探索が止まらない!_b0186442_23352458.jpg
ヤイトヤッコ
なんて美しい尾鰭だろう。改めて見惚れてしまった。
夕方だったので活発に動いていた。オス同士の喧嘩もあり。

あなたは誰?地味な探索が止まらない!_b0186442_23311878.jpg
スミレナガハナダイのオス
メスからオスへの性変換の途中みたいな体色のオスだけど、
これで立派なオスだと思う。この子は最近観察しはじめたから
知らないけど、いくつかの場所にいるこの手のスミレは
いつまでたってもこの色彩模様のままだ。
最近は勝手にモラトリアム君って呼んでる。

あなたは誰?地味な探索が止まらない!_b0186442_23305930.jpg
上の個体はタカサゴ、だけど
真ん中の子は誰だ??
正直タカサゴの仲間は見てるからいっつも
パッと名前が出てこない。
でもなんか違う!ってのは感じた。
黄色のラインが一本足りない?
いやそれだけじゃないな。
側線の上の黄色いラインも全く違うし。

あなたは誰?地味な探索が止まらない!_b0186442_23305983.jpg
上の2枚の写真は100匹くらいの若魚の群れだった。
その中の1/3くらいはこの子達だった。
黄色いラインがない。。。
うーん、あなたは一体誰ですか?
魚類検索ではホソタカサゴとかヒメタカサゴなんて
種類も載ってるるけど、やっぱり違うと思う。
タカサゴの仲間は体色もコロコロ変わるからなぁ。

近いうちにタカサゴの写真整理しよっと。

ではではまた。




# by yakuumi | 2021-10-30 00:18 | 志戸子
2021年 10月 21日

正いストロボの水没のさせ方?

11月20日(木) 曇り
北西の風5-6m 波2mウネリ大
水温27℃  透明度20m

店じまいまで1ヶ月を切ってなんだか気合が入ってきた。
ちょっと遅い様な気もするけど、
遅すぎるなんてことはない!?

1年ぶりに将軍さまがいらした。
到着後すぐに潜りに行くから準備しといてくださいね〜。
と伝えたら恐ろしいまでに準備万端で待っていた将軍。
滑らかに海へエントリーするも
なんだかストロボの調子が悪そう。
将軍はニコニコしながらバツマークを出している。
ストロボを見ると、あああ、、、Oリング入ってない。
こりゃあ完全な水没だ。。。
本人気づいてないな。

海に上がってOリング入ってないじゃん!
って伝えると将軍は絶叫。
僕は応急処置のために直ちにストロボの蓋を開ける。
そして驚いた。
電池室の中に電池はなく取り外した
Oリングだけが入っていた。
さらに驚いたことに、海水タポタポにもかかわらず
電池室は新品のようなキレイさ。
普通電池ごと水没させると電食を起こして
見るも無惨な姿となりストロボは完全に壊れてしまう。
次のダイビングで将軍は何事もなくストロボを使って
ご満悦なご様子だった。

なるほど電池を入れずに海に持っていけば
ストロボは水没しても大丈夫なんだ!!
ストロボはINONのS2000
さすがのイノンだなーと感激。
あれ、でもそれって意味があるのか、、、。

あっ今日の海の中は暖かいけど、、、
陸上がった瞬間から超寒かった。
水温に騙されず暖かい格好で来てくださいね。


正いストロボの水没のさせ方?_b0186442_07541619.jpg
ベンテンコモンエビ
暗い岩陰にたくさんいた。絞りを開放で撮ると
ビックリするくらい爽やかになる。

正いストロボの水没のさせ方?_b0186442_07504560.jpg
ヨコシマエビ
エビ好きな将軍はこれを紹介した後に10分は張り付いていた。
写真撮ったり、ルーペで見たり。
あ〜ほんとエビが好きなんだなぁ。
で、上がってきた後に一言「うん、見えなかった!」

確かに小さかったし、奥にいたからなぁ(爆笑)

正いストロボの水没のさせ方?_b0186442_07503703.jpg
ケラマハナダイ幼魚とカシワハナダイ幼魚

今年はフタイロハナゴイの数が少ない。
夕方ケラマハナダイは産卵しているのに
フタイロは全く盛り上がらなかった。むむむ。

ではでは。




# by yakuumi | 2021-10-21 08:25 | ゼロ戦・漁礁
2021年 10月 20日

今季初の冬型、パンダの楽園とスミレの楽園とか屋久島初記録種とか。

10月19日(水) 曇り
北西の風3m 波1,5mウネリ大
水温27℃  透明度20m

4日分のブログをまとめるとタイトルが長くなる。
17日は前線が通過して、今季で初めて台風でもないのに
北部の海が潜れなかった。
そしてみんな暇そうだったので、南までドライブ。
久しぶりに湯泊の港で潜る。
久しぶり。
あれ、こんなところまで南国化が進んでる!

その前に陸は一気に冬っぽくなり寒いです。
海はまだ27℃だけど上がると寒い。。。
流石に冬を感じる今日この頃です。

今季初の冬型、パンダの楽園とスミレの楽園とか屋久島初記録種とか。_b0186442_07593963.jpg
テングカワハギ
久しぶりに見たなぁ。
3個体いた。
今季初の冬型、パンダの楽園とスミレの楽園とか屋久島初記録種とか。_b0186442_07595193.jpg
アオバスズメ
結構多かった。

今季初の冬型、パンダの楽園とスミレの楽園とか屋久島初記録種とか。_b0186442_07594407.jpg
イロカエルアンコウ
ぐはっ。超久しぶり。
嬉しい出会いでした。

今季初の冬型、パンダの楽園とスミレの楽園とか屋久島初記録種とか。_b0186442_07594774.jpg
漁港や汽水域で見られる
クロウミウマ
精査してないけど多分そうでしょう。

今季初の冬型、パンダの楽園とスミレの楽園とか屋久島初記録種とか。_b0186442_08081309.jpg
そんで小さなハナヤサイサンゴがたくさん見られたけど
そのほぼ全てにパンダダルマハゼとダルマハゼがついていた。
みんなそれぞれがマイパンだと向き合って撮影してた。
こんなにいたかなぁ。。。
ほんとにこれは楽園と呼べる規模でいた。


今季初の冬型、パンダの楽園とスミレの楽園とか屋久島初記録種とか。_b0186442_08104069.jpg
スミレがハナダイ楽園?
漁港だと色が地味なので18日に一湊で
出会った子達。
ちょっと遠いから滅多に行かない。
こちらも久しぶりだったけどずいぶん増えてるなぁ。
スミレのオスが4,50匹くらい纏っていた。

今季初の冬型、パンダの楽園とスミレの楽園とか屋久島初記録種とか。_b0186442_08133540.jpg
ウミヤッコ
ホタテパレスにて見慣れないヨウジウオがいるなー
と鹿大の先生に見てもらったら
屋久島初記録のウミヤッコだと教えてもらった。
ちなみについでに見てもらったホソウミヤッコも
意外に初記録だった。
まだまだ屋久島で発見されていない生き物がいそう。


ではでは。




# by yakuumi | 2021-10-20 08:18 | お宮前
2021年 10月 16日

ハゼ三昧。ダルマハゼspのゆくえ。

10月16日(土) 晴れ
西の風2-3m 波2m
水温28,5℃  透明度20m

黒潮さーん。
微妙な透明度。うねりもあり。
でも水温は依然として28度以上。
そして暖かい陽気。あと1ヶ月で店じまいなんだけどなぁ。
調子狂いまくりだ。
ここ数日ハゼを探しながらホームで潜る。

ハゼ三昧。ダルマハゼspのゆくえ。_b0186442_07525757.jpg
ズグロダテハゼの若魚
おお〜ズグロダテハゼの成魚は近づくとすぐに引っ込んじゃうから
なかなか全身が取れない。
若い子は元気があっていいなー。
最近の自身のオッサン化を嘆きながら。


ハゼ三昧。ダルマハゼspのゆくえ。_b0186442_07525685.jpg
ズグロダテハゼの共生エビ
これは誰だ??
新しいハゼ図鑑にも峯水さんのエビ図鑑にも載ってなかった。

ハゼ三昧。ダルマハゼspのゆくえ。_b0186442_07525751.jpg
ホタテツノハゼのオス??黄色がいい。
今日は相方が出てなかった。

ハゼ三昧。ダルマハゼspのゆくえ。_b0186442_07525702.jpg
上の写真の3秒前。
なんか興奮してたのかな。

ハゼ三昧。ダルマハゼspのゆくえ。_b0186442_07525824.jpg
2ヶ月前は真っ黄色だったダルマハゼSP
最近見かけなくなったなーと思ったら
みんな黒くなってた。この変化は以前に観察しているから
驚かないんだけど、以前はこれがダルマハゼだと思っていた。
でも同時期にダルマハゼのチビもいて、
本家ダルマハゼのチビはどんなに小さくいても
親と同じ体色だった。
このダルマハゼSP、、、多少体色が違うとはいえ
ダルマハゼに似てるよなぁ。。。なんて紛らわしい!

ハゼ三昧。ダルマハゼspのゆくえ。_b0186442_07525898.jpg
ダルマハゼ
これはちっちゃい時からどう見てもダルマハゼだった子。
SPより引き締まった黒という印象。
写真が中途半端で申し訳ない。


今日の夜中に寒冷前線通過。
今季初の冬型。
明日は無事に潜れるのかな?


# by yakuumi | 2021-10-16 19:42 | 志戸子
2021年 10月 13日

シシダマオオクチアマダイが熱い!

10月13日(木) 晴れ
東の風3m 波2m
水温28℃  透明度20m

霧島のおとっつぁんが黒潮情報を聞きつけてノコノコやってきた。
朝ドラ見てから家を出ても屋久島でダイビングができちゃう距離感。
でもでも〜。
自然はそんなに甘くない〜(笑)
はい、黒潮さんさようなら。
まぁダイビングショップあるあるですよね?
なんだかんだで秋ですから。
水温も透明度も落ちた。もう冬も遠くない。

さて今日もシシダマちゃんこと、
シシダマオオクチアマダイに会いに行ってきた。
新たにたくさん見つかった。ホシカゲサイズの幼魚もいた!
そしてそして〜、繁殖期か!?と思わせる威勢の良い雄(?)もいた!!

シシダマオオクチアマダイが熱い!_b0186442_20343859.jpg
シシダマオオクチアマダイの多分オス
巣穴からポーンと飛び出してきた!
浅瀬で見てるジョーの倍以上の大きさがあるので
迫力がある!

シシダマオオクチアマダイが熱い!_b0186442_20343849.jpg
模様といい色彩といい美しいなぁ。。。
シシダマには興奮色があるかもしれない。

シシダマオオクチアマダイが熱い!_b0186442_20343798.jpg
ジョーフィッシュの仲間は巣穴から顔しか出してないから
同定ができなくてみんなジョーフィッシュで片づけっれてしまうけど
ヒレや体の模様などの詳細が分かるカットが撮れると話が早い。
(なんの話だ?)
まぁこれがシシダマちゃんの全貌ってことで。


シシダマオオクチアマダイが熱い!_b0186442_20343846.jpg
最終的に巣穴に戻った。






# by yakuumi | 2021-10-13 20:58 | 志戸子